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趣味はオーディオ。それが何か・・・

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Audirvana Plusその後

2012/05/13 18:15
有料の音楽再生ソフトAudirvana Plusを導入してから5ヵ月ほどになりました。
BitPerfectというソフトも常駐させていますが、音の良さもあって使用頻度はAudirvana Plusが勝ります。

アップデートも小まめにされて現在のバージョンは1. 3. 5になりました。

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最近になって、DSDファイル音源がインターネットで配信されるようになったということを知りました。このDSDファイル、何を隠そう、16bit/44.1kHzのCDとは違った記録方式でしかも遥かに高音質であるSACDのフォーマットです。ここで詳細は云々しませんが、24bit/192kHzのハイレゾ音源が配信されるようになったことだけでも凄いと思っていたのですが、SACD並みの音源が配信されるようになったとは驚きです。PCオーディオの世界も日進月歩で進化していると言えます。

遡ること2006年、SACDの開発者であるソニーがDSD関連フォーマットを一般に公開したそうです。CDを超える音質のフォーマットとして規格されたSACDでしたがDSDフォーマットは公開されておらず、ソニー製パソコンのVAIOでしか扱うことができませんでした。またSACD自体もあまり普及しているとは言えません。ソニー側もそれではまずいと思ったのかどうかはわかりませんが、諸般の事情で一般公開の動きになったようです。現状ではPC用の光学ドライブがSACDに対応していないのでリッピングできるところまではいっていないようです。ただ、今ではDSDファイルでの録音・再生ができる機器やDSDファイルをUSB経由で受け取ることができるDACも販売されており、ハードウェアも徐々に整いつつあるようです。

実は、Audirvana PlusもDSDファイルを再生することができます。バージョンアップされて気が付きましたが、環境設定の中にDSDファイルを扱う項目が生成されていました。

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DSDファイルを扱うことができるDACやオーディオインターフェイスに対する設定や、

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DSDファイルからPCMファイルに変換する際のアルゴリズムの設定ができるようになっています。

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PCオーディオfan誌の最新号の付録DVD-ROMにDSDファイル音源が収録されていました。



物は試しと、外付けHDDに「DSDファイル」とネーミングしたフォルダーを作りコピーしてみました。

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Audirvana PlusはiTunesと連携するように設定してあります(iTunes Integrated Mode)が、コピーしたDSDファイルをiTunesのライブラリに取り込むことができないのでこのままでは再生できません。そこでiTunesとの連携を解除してみました。

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するとAudirvana Plusのプレイリストが現れます。

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このプレイリストにDSDファイルを取り込むと再生することができます。でもそれをいちいちやるのも面倒臭いな、と思っていたら「Add files to iTunes」(iTunesにファイルを追加)という項目があることに気が付きました。

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チェックすると「Add files to iTunes」のウインドウが現れます。

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「1. Select the tracks to iTunes」(iTunes に曲を選択)でiTunesに取り込むトラックを選択できます。外付けHDD内のDSDファイルにコピーしたファイルを選択します。

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「OK」ボタンをクリックすると各トラックが取り込まれます。

「2, Select the Quality of the proxy files」(プロキシファイルの品質を選択)というのがありますが、ファイルの圧縮比を選択する項目のようです。ここでは音質最優先で「Uncompressed」(非圧縮)に設定します。

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「DSD converted PCM files sample rate」(DSD はPCM ファイルのサンプル レートを変換)でPCMファイルのサンプルレートを設定することができます。44.1kHz、48kHz、88.2kHz、176.4kHz、352.8kHzの五つから選択できますが、どのサンプルレートにしてもDSDファイルのままiTunesのライブラリに取り込まれることがわかりました。ここでは一目見てわかり易いように352.8kHzに設定することにしました。

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「3. Select the location of the proxy files」(プロキシファイルの場所を選択)で保存先を外付けHDDの「MUSIC FALE」に設定します。

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「4. Launch the creation process」(作成プロセスを起動)で「start」ボタンをクリックすると、取り込み作業が始まります。

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iTunesを開いてみるとライブラリに取り込まれていました。

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何曲か取り込んだ中の1曲のタグ情報を開いてみました。

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アーティスト名、アルバム名、作曲者名を入力してみました。

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アートワークを付加することもできます。

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「OK」ボタンをクリックすると編集完了。iTunesのミュージックライブラリはアーティスト名順に設定してありますが、見事に並び順の中に組み込まれていました(下から5行目)。

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後はAudirvana Plusで再生するだけです。

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これはなかなか便利ですが、本当にDSDファイルなのか懐疑的になります。Audirvana Plusのディスプレイを覗いてみると「DSDIFF 1bit/2.8MHz[DSD64]」と表示されているのでDSDファイルを再生しているようです。

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DSDファイルを扱うことができるDACやオーディオインターフェイスが接続されていれば、再生データをダイレクトに転送できるようです。DSDファイル未対応のDACやオーディオインターフェイスが接続されている場合は、Audirvana Plusが自動的に24bit/176.4kHzのPCMファイルに変換して転送してくれます。現在私が使っているRMEのFireface 800はDSDファイル未対応なので、PCMファイルに変換したデータが送り出されます。

新たに生成されたファイルを「情報を見る」をクリックして「名前と拡張子」を確認したところ、「DSD.aif」となっていたので間違いなくDSDファイルのようです。

それでは再生音を聞いてみます。
J.S.バッハ作曲の「ほめ讃えられよ、汝イエス・キリストよ」という曲をオルガンで演奏したものです。確かにオルガンの音が綺麗に響き渡るのですが、初めて聞く曲の上に比較対象もないので本当に良い音なのかどうかよくわかりません。

同じ曲が96kHz/24bitのWAVファイル音源でも収録されていたので、そちらもコピーして聞き比べることにしました。

WAVファイル音源は、96kHz/24bitそのままを再生するものと192kHz/24bitにアップサンプリングして再生するもの、それとDSDファイルを24bit/176.4kHzのPCMファイルに変換して再生するものの三つを聞き比べます。

WAVファイル音源は、そのままでもアップサンプリングしたものでも聴感上での大きな違いはありませんでした。96kHz/24bitという所謂ハイレゾ音源なのでオルガンの存在感は十分ありました。

DSDファイルを再生すると、WAVファイル音源を再生した時よりも音量が少し下がりました。どうやらDSDファイルというのは出力音量が控え目になるようです。これはWAVファイル音源と聞き比べて初めてわかったことです。DSDファイルだけを聞いていたらこのことには気付かなかったかもしれません。

アナログミキサーの入力ゲインで同じような音量になるように調整して改めて聞いてみると・・・

う〜ん、劇的な差は感じないというのが率直な感想です。ただいずれも高音質であることは確かです。

一つの楽器だけの演奏を聞いたのではなかなか音質の違いは感じ取れないかもしれません。やはり沢山の楽器が複雑に入り組むオーケストラ物を聞いてみたいと思います。その時に初めてDSDファイルの音の良さを実感できるかもしれません。

正直なところ、インターネットで音楽ファイルを購入しようという気にはなれません。SACDは何枚も持っているので、まずそれらをリッピングしたいという気持ちが先に立ちます。SACDに対応する光学ドライブが出てくれるのが一番良いのですが・・・
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スピーカーは出力音圧レベルが大事!

2012/05/06 15:10
Thunderbolt対応の外付けHDDを導入したところでPCオーディオを一段落させるつもりでしたが、予定外だったSR用スピーカーを購入してしまいました。

Electro-VoiceのTX1152がそれで、38cmウーハーとコンプレッションドライバーの2ウェイ、出力音圧レベル100dbという代物です。今まで使っていたスピーカーはMONITOR AUDIOのGS60でこちらの出力音圧レベルは90db。音の出方には歴然とした違いがありました。TX1152はそれまで聞き取り難かった弱音にも反応して音にしてくれるのです。まだこういう楽器が鳴っていたのか、という新たな発見もありました。

民生用では80db代のスピーカーはざらにあります。90dbのものになると高感度だと言われますが、まだまだ駄目です。GS60ではかなりの音量にしないと聞き取れなかったものが、TX1152ではそれほどの音量でなくてもかなり聞き取れます。10dbの差は想像以上に大きいと感じました。

ただ、セッティングには苦労しました。
購入してから2ヶ月間は毎日のように動かしっ放しでした。一度はフォーカスの合う瞬間が来たと思ったのですが、その後またハッキリしなくなってしまいました。低音も今ひとつ鳴りがよくないなぁ、ということで再び位置合わせを始めました。一番壁に近い部分が20cmほどだったものを、少し前に動かして24cmほどにしてみました。

するとどうでしょう。
低音の出方が俄然違ってきました。量感と切れのある低音が聞こえてきました。特にクラシック音楽のオーケストラ物では顕著で、所有するほとんどのCDでチェロやコントラバスの鳴りがよくなり、その位置感も掴めるようになりました。

愛聴盤であるシャルル・デュトワ指揮のサン=サーンスのオルガン交響曲を聞いてみました。



オルガンのペダル音が今までになく低いところまで再現されるようになりました。耳で聞こえる低音ではなく、身体で感じる低音といった感じです。諦め気味だった部分なので嬉しい結果でした。このCDはまだまだ引き出せるものがありそうです。

次に聞いたのが、ケント・ナガノ指揮 ベルリン・ドイツ交響楽団のブルックナー交響曲第3番。



こちらは、もしかしてオーケストラが対抗配置でコントラバスは左側にあるのか?というほど低音の位置感が希薄だったCDです。改めて聞くと、チェロとコントラバスは右側で鳴っていることがわかりました。低音の鳴りがよくなると音楽がより重厚になりブルックナーらしさが増してくるから不思議です。

オトマール・スウィトナー指揮 ベルリン・シュターツカペレのシューベルト交響曲第7番(第8番) 「未完成」と交響曲第5番。



注目は、コントラバスの最低音の旋律で始まる「未完成」です。この冒頭部分は収録音量も低く今まではほとんど聞こえませんでしたが、今度は違いました。コントラバスの奏でる音階がちゃんと聞き取れるのです。まさに唸ってます。やっとこの曲の全貌が明らかになった感じがしました。

問題だったのがベルナルト・ハイティンク指揮 バイエルン放送交響楽団のブルックナー交響曲第5番。



冒頭部分の、コントラバスの最弱音でのピツィカートが聞き取れませんでした。ある程度音量を上げても駄目でした。どれほどの音量だと聞こえるのでしょうか?
全体を通してもチェロとコントラバスがどこで鳴っているのかよくわからない状態でした。初めに聞いた時に感じた低音の物足りなさはそのままです。ライブ収録ですが、会場で聞いていてこれほど聞こえないということは有り得ません。やはりこのCDは低音の収録状態がよくないと断言します。SACD層もそうです。

このように問題のあるCDもありますが、大半のCDは低音の鳴りが俄然よくなりました。
勿論クラシック以外の音楽にも違いが出ました。ジャズやJ-POPなどのベースのパートが今まで以上に重量感が出るようになりました。低音がしっかり出ると高音も綺麗に伸びるようになり、音楽が立体的に聞こえます。壁に近づけたからといって低音が増強するというわけではなく、ある程度の距離が必要なのだということを実感しました。

これでCDに記録されているかなりのところまでを再現できるようになったのではないかと感じました。各CDの録音の良し悪しを云々できる状態になったのではないかと思います。
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日本のプロ野球選手は筋力トレーニングをしているのか?

2012/04/29 01:25
今回は、オーディオとは全く違う話です。

中学から始めた卓球を長く続けました。
誰かにコーチしてもらったわけでもなく練習は常に自己流で、レベルも大した事はありません。何かの代表になったなどの実績はまるでありませんでした。それでも、単なるリクリエーションではなく競技志向で取り組みました。一つでも多く勝つことを目的に町の大会に数多く出場しました。戦績はまぁ聞かないで、という程度ですけれどね(笑)。40歳を過ぎた頃に膝を痛めてから練習や試合に出る気力が段々無くなり、40半ばで引退しました。以後は反動で、運動らしい運動はしておりません。

卓球というのは、皆さんが思う以上にハードなスポーツです。
打たれたボールを追いかけて大きく動く、チャンスにはフルスイングでパワフルなボールを打つ、など一瞬の内に激しい動きをしなければなりません。レベルが上がるに従って内容はハードになります。台の側でチョコチョコとボールを捌くイメージを持っている方もおられるようですが、大きな間違いです。

選手生活(なんて格好良いものではないですが)を送っていた頃に痛感したのは、ただボールを打つ練習をするだけでは高度なプレーはできない、ということです。ボールを打つ練習とは別に筋力トレーニングをしないと、とても身体が持たないのです。自分なりに工夫して筋力アップに取り組みましたが、理想の体型にはなれませんでした(爆)。

先日、インターネットでこんな記事を見かけました。

『プロ野球選手会は24日、甲子園球場内で日本野球機構(NPB)と事務折衝を行い、昨季から導入された統一球の見直しを申し入れた。〜中略〜「去年から統一球に変わって(投高打低の)数字というのはしっかり出ているし、このままでいいのかなと。他球団の選手からも、野手だけじゃなく、投手の方からもそういう声は聞いている」云々』(日刊スポーツ 4月25日)

とうとうプロ野球の選手が音を上げたな、と思わず苦笑いしてしまいました。
と同時に、プロのアスリートに有るまじき情けない物言いだとも感じました。これでは、「統一球では私たちは実力を発揮できません」と敗北宣言をするようなものです。彼らにはプロ野球選手としてのプライドは無いのでしょうか?

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日本のプロスポーツを見ていて感じるのは、特に野球選手は筋力トレーニングが足りないということです。プレーを見ていればすぐにわかります。最近の選手は背の高い人は多いですが、ヒョロッとしていて身体に厚みがなく、どこか頼りないと感じてしまいます。ちょっと激しいプレーをするとすぐに故障する、身体のどこどこの違和感を訴えて欠場する、などという選手が後を絶ちません。キャンプ中に何をやってたの?と言いたくなります。

昨シーズンから飛ばないと言われる統一球に変更になり、今までならホームランになっていたものがフェンス前で失速してしまう、少しでもバットの芯から外れると打球に勢いが無くなってしまう、といったことが続出しました。各チームのホームラン数は激減。投高打低の状態になりました。1年間やってみて、自分たちのパワーの無さは痛感したはずなのです。ならばもっと筋力トレーニングをやってパワーを付けなければならない、という発想は出てこなかったのでしょうか?今シーズンの彼らのプレーを見る限りは、今までと同じようにキャンプを過ごしただけで、筋力トレーニングに精を出したなと思えるような選手はいないようだと言わざるを得ません。その挙句に、統一球の見直しを申し入れる、というのでは恥じの上塗りもいいところです。

それでなくても大リーグの猛者たちに体格で劣っておりますし、ましてやプロのアスリートなのですから身体を鍛えるのは当たり前で、ある種義務でもあると思います。日本のプロ野球の選手は一般人に比べれば体格は良いですが、彼らの筋肉は野球だけをやって付いたものに過ぎません。その筋力は現状のプレーをこなすのが精一杯で、それ以上のことはできないのです。そこへ統一球になったものだからなす術もないというわけです。

日本のプロ野球の選手は筋力トレーニングにもっと真剣に取り組む必要があります。
卓球でさえ、世界の頂点を目指そうとする選手は野球選手以上に筋力強化に励んでいます。ただ走ったり、腕立て伏せや腹筋運動をしているわけではありません。綿密な計画を立て、バーベルやトレーニングマシンでもって全身をくまなく鍛えているのです。

現代卓球はパワーとスピードで真っ向勝負するのが主流です。名実共に世界一の中国では「攻撃は最大の防御なり」という考え方で卓球をデザインします。攻撃してポイントを挙げることを常に考えます。相手のミスを待つようなことはしません。少しでも受身になれば相手に攻め切られてしまいます。彼らはパワフルなボールを何本でも打てるようにするために厳しいトレーニングを欠かしません。身体能力の高さは驚異的と言っても過言ではありません。中国に勝とうと思ったら、それ以上のことをしなければなりません。

卓球選手の理想はボクサー体型だと言われます。
素早く動くための無駄の無い筋肉、相手を1発で仕留めるパワー、10ラウンド以上持ち堪えるスタミナを併せ持つのがボクサーです。卓球はボクシングの試合に似ています。一つ一つのプレーにはパワーとスピードが必要、長丁場でもそれらが衰えないスタミナも必要だというわけです。

プロ野球OB特に投手出身者の中には、筋力トレーニングをすると身体のバランスを崩して手投げになってしまう、などと言う人もいますが、どうも筋力トレーニングというは上半身だけを鍛えることだと思っているようです。これは無知蒙昧も甚だしい。上半身だけを鍛えたらバランスが崩れるのは当たり前です。下半身は走り込みで鍛えれば良いと言われますが、それだけでは駄目です。持久力は付いても筋力は付きません。上半身も下半身も満遍無く鍛えなければ意味がありません。野球界では、投球スピードを上げるには効率の良いフォームで投げろ、打球の飛距離を増すにはバッティングフォームを直せ、とすぐフォームの話しになります。投げるにしても打つにしても正しいフォームを身に付けることは当然ですが、それだけではすぐに限界が来ます。投げる、打つ、走る。それらの動作の源は何か?という根本的なところをわかっていればそのような言い方はしないはずです。

筋肉というのは負荷の掛け具合を少しずつ増やすことで次第に筋繊維が太くなり、その結果より以上の力を発揮することができるようになります。野球だけをやっていたら常に同じ負荷しか掛からないので、筋肉は何時まで経っても進歩しません。野球をやる以上の負荷を掛けて身体を鍛える必要があります。その負荷を少しずつ増やして行けばより高度なプレーにも耐えられるようになります。打球の飛距離も増し統一球の影響など吹き飛んでしまうはずです。投球スピードもアップします。誰でも150km/hくらいのスピードはざらに出せるようになるはずです。そして故障も減り、1シーズンをフルに戦える身体になるのです。

筋力トレーニングといってもボディービルダーのような身体にする必要はありません。無闇に筋肉を付けても野球をやるのに邪魔になるだけです。目一杯野球をやっても音を上げない身体にすればよいのです。とにかくアスリートは、筋力トレーニングをするのは義務であると思って欲しいのです。

現役の頃の清原選手が肉体改造と称して渡米し、1週間ほどがむしゃらにトレーニングをして最後は故障してしまったというエピソードがあります。ハッキリ言ってバカですね。一定期間にまとめてたくさんレーニングすれば良いというものではありません。筋肉というのはトレーニングのやり貯めは効きません。1日トレーニングをしても1週間何もしなければ元に戻ってしまいます。「ローマは一日にして成らず」と言われるように、毎日毎日地道に鍛えるしかありません。

プロ野球選手は、シーズンに突入すると毎日のように試合をこなさなくてはならないので、トレーニングの時間を作るのが難しいかもしれません。でもそれは逃げ口上です。丸一日試合をするわけではないのですから、トレーニングの時間くらいは作れるはずです。多少練習時間を削ってでもトレーニングはするべきです。できれば毎日、最悪でも1日おきの頻度で続けたいところです。

オフシーズンの過ごし方も重要です。ニュースで自主トレの様子を見かけますが、どこかのゴルフ場に行って芝生の上をダラダラと走っている姿をよく目にします。キャンプ中でもトレーニングマシンで身体を鍛えている様子を見かけることはまずありません。今は大リーグへの門戸も広くなり挑戦し易くなっていますが、現状の身体能力では大リーグの過酷な1シーズンをフルに戦うことはできません。松坂投手や上原投手がすぐに故障して戦線離脱してしまったのがそれを物語っています。

日本のプロ野球選手は、統一球に臆することなく、それを撥ね返すくらいの気概を持って野球に取り組んで欲しいと思います。
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リッピング用ドライブを変更

2012/03/29 22:07
パイオニア製のPC用光学ドライブは定評があります。

パイオニア製のドライブはと言うと、かなり古い機種の外付けドライブをちょこっと使ったことがあるだけですが、やはりさすがパイオニアという印象を持っています。PCオーディオを始めてからは不思議と縁がありませんでした。ロジテックのLDR-MA24FU2/WMには特段不満はないのですが、新しいスピーカーも好い塩梅になってきたことだしこの際だからリッピング用ドライブも良いものにしておこうということで、パイオニア製を導入することにしました。

アップル公認のリセーラーである秋葉館より、以前から目を付けていたMacbethのFireWire 800対応の光学ドライブ用ケースRGH5MにパイオニアのDVR-217JBKを収めたDVD 800という外付けDVDドライブを購入しました。



ケースのみでも販売されておりますが、中身のドライブと別々に買うと割高になるので今回はセット品を購入しました。

ドライブ用ケースは開封可能なので中身のドライブを換装することができます。

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開封してDVR-217JBKを取り出してみました。

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DVR-217JBK自体はバルク品でパイオニアのロゴマークが付いておりません。恐らくDVR-S17Jシリーズと同等品でOEM供給用なのではないかと思われます。

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DVR-217JBKがダメになったら上位機種に換装しようと思います。

筐体は、ハニカム構造のトップケースというパイオニア独特の振動対策が施され、強度の確保も兼ねているようです。ラベルを見ると中国製と記載されていました。

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ディスクの回転で起きる風の流れを制御することで騒音の発生を抑え、さらに、防塵・防音パッドの位置の調整や、フロントベゼルのさらなる密閉化など細部にわたり静音化を追求したそうです。

インターフェイスはSerial ATAです。

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ドライブ用ケース側のインターフェイスは、FireWire 800ポートが2基、ミニBのUSB 2.0ポートが1基、eSATAが1基の3種類。排熱用のファンも付いています。

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電源スイッチはリアパネルです。

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今まで使っていたロジテックのLDR-MA24FU2/WMの電源スイッチは非常に小さな摘みのスライド式でいじり難かったのですが、本品はロッカースイッチなので電源の入・切にストレスを感じなくなりました。尚、パソコンの入・切と連動するポジションはありません。

本品の魅力は何と言ってもFireWire 800対応であることです。高速高性能でMacユーザーに定評があると言われるOxford Semiconductor製 OXUF 934DSBチップを採用しているのもミソです。

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電源はACアダプター式。これはまぁ仕方がないでしょう。電源コネクターがメガネ端子でしたので、台湾製の非メッキメガネ電源ケーブルを使うことにしました。

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間違いなく換装できるということがわかったところで元に戻します。

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ケースは一見アルミ製に見えますが、ABS樹脂製でした。

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FireWire 800対応のドライブケースはほとんど見当たらないので非常に貴重な存在です。大事に使わなくては。

長さ20cmのFireWire 800ケーブルで接続するので、リッピング時はMac miniの上に重ねることになります。直接接触するのを避けるためにドライブケースの底面には小さなゴム足を貼り付けました。

以下はロジテックのLDR-MA24FU2/WM(搭載ドライブはLG電子 HL-DT-ST DVDRAM GH24NS50)との比較になります。

まず、トレイの開閉。
ロジテックは内蔵ドライブを包み隠す(ベゼル部分も)ようなケースでシャッターが付いています。イジェクトボタンもケース側に付いていますが、小さいので押し難いです。また、開閉の度にシャッターがバタバタと大きな音を立てます。本品はベゼルが剥き出しなのでイジェクトボタンの感触も良好。トレイの開閉もスムーズです。

本品でCDを再生してみました。CDプレーヤー並みの静かさとまではいきませんが、ある程度の距離を取ればほとんど稼動音は気にならないといったレベルです。本品でDVDを再生するつもりはないので未検証ですが、同様の稼動音だと思います。PC用光学ドライブとしては間違いなくトップクラスの静粛性です。

それではリッピングしてみます。
iTunesではなくX Lossless Decoderを使います。

トレイにディスクをセットしてイジェクトボタンを押すとスーッとトレイが閉まります。その後プリギャップ(曲間の無音部分)の検出作業に入ります。ロジテックは検出中にガチャガチャと大きなメカ音を立てたのに対して、本品はキュルキュルという極小さな音でした。かなり静かです。メカの動作音はかなり抑えられていると感じます。ここで早くも違いを見せます。

さすがに20〜30倍速での読み込みはかなりの騒音です。それでもロジテックに比べると騒音の質が違います。筐体が振動するような開放的な音ではなく引き締まった低めの音なので、如何にもうるさい!という感じではありません。また、読み込み中に次のトラックに移る際にロジテックはその都度ガチャっとメカ音を立てますが、本品はほとんどメカ音が出ません。ロジテックは挙動がうるさいドライブだなぁと実感しました。パイオニアはできるだけ騒音を外に漏らさないようにしようという作りであることが感じられます。秋葉館のドライブケースもガタが無く作りがしっかりしているので、それも大いに貢献していると思います。

CDを10数枚、時間にして1時間ほどぶっ続けでリッピングしました。ロジテックだとこの辺りになるとケース自体がかなり熱くなります。リッピングが終わって排出されたディスクもかなりの熱を帯びるようになりますが、本品はケースがほとんどと言って良いくらいに熱くなりません。排出されたディスクも薄っすらとしか熱を帯びません。この辺りはさすがと言えます。同じ光学ドライブなのに何がどう違うのでしょうか?
ただ、何時間もリッピングをしていると、さすがに排出されたディスクも熱くなってきます。

iTunesでもX Lossless Decoderでも、どうしても読み込めないディスクがあります。

ジャズ・オルガン奏者のジミー・スミスのCDで、1964年に録音された、映画「危険がいっぱい」の主題歌などを収めたアルバム「The Cat」です。



ディスクの記録面を見ても目立った傷などは見当たりません。通常なら20〜30倍速で読み取るはずなのですが、何か問題があるのか、PlextorのPremium2U/JPBでもロジテックでも読み込み速度が極単に遅くなり、1曲目を30%ほど読み込んだところでいつもフリーズしてしまいます。本品ではどうでしょうか。

プリギャップを検出するところまでは良かったのですが、やはり本品でも読み込み速度は極端に遅くなりました。何と0.1〜0.2倍速です!4分40秒ほどの1曲目を読み込むのに残り時間20数分という表示が出ました。それでも少しずつ読み込みはしています。読み込みが30%を過ぎてもフリーズしないでまだ頑張っています。0.1%ずつですがそれでも読み込もうとしています。でも、このままだと1枚を読み込むのに3時間以上かかってしまいそうなので諦めることにしました。本品を以ってしても無理なようです。

本来ですと、パイオニア製の光学ドライブには「PureRead」というソフトが同梱されています。音楽CDを読み込む際に、傷や反りのある劣悪なディスクでもパラメーターを変えてリトライすることで、なるべくデータ補間をせずディスクに記録されたものを忠実に読み取るというものです。私はこのソフトには非常に注目しており、今回のようなケースに威力を発揮するはずなので試してみたいところなのですが、残念ながら本品には同梱されていません。また、このソフトはウィンドウズのみでMac OSに対応していないというのも癪です。試しにパイオニアのホームページからユーティリティソフトをMac miniでダウンロードしてみましたが、プログラムを開くことはできませんでした。優秀なソフトウェアーがMacで使えないというのは非常に残念です。パイオニアにはMac OSにも対応できるようにして欲しいとメールしておきました。

次は、チェコの名指揮者バーツラフ・ノイマン指揮、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団のドヴォルザークの交響曲全集です。



その中にレーベル面の印刷が剥がれて記録面に傷が付いてしまったディスクが1枚あります。ロジテックでは1曲目の60%くらいまで読み込んだところでフリーズ。その後はお手上げ状態になってしまったものです。本品ではどうでしょうか。

いくらパイオニア製とは言え、さすがに大きな傷のあるディスクを読み込むのは無理な話でした。やはり1曲目の60%辺りで完全にフリーズしていまいました。これでは諦めざるを得ませんが、「PureRead」を使ったらどこまで読み込みができるのか興味深いものがあります。

気になるのは、記録面には一見傷が無いように見えても読み取れないディスクがあるということです。記録されているのはデジタルデータなのに何故読み取れないのかがどうしても解せないのです。コンパクトディスクというメディアに構造的な欠陥があるように思えてなりません。

巷のレビューでも静音性を評価したものが多いのが頷ける静かなドライブです。メカの挙動も落ち着いており安心感があります。これならもっと早くパイオニアにしておけばよかったというのが率直な感想です。

FireWire 800接続とパイオニア製の光学ドライブを組み合わせることで確かなリッピングが実現できると感じました。後はThunderboltで接続できるようになれば鬼に金棒です。Thunderbolt対応の外付け光学ドライブの登場を待ちたいと思います。



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フォーカスの合う瞬間来る

2012/03/25 18:17
Electro-VoiceのTX1152を購入してから1ヶ月が過ぎました。

マルチアンプ駆動も上手くいき、ドライバーとウーハーの音量バランスもいい具合になってきましたが、スピーカーの最適な位置がなかなか決まりません。正面から目視で位置決めをして、左右の壁から均等に距離を取ったつもりでも測ってみると微妙に違いが出てしまいます。その状態で音を聞くとやはり何となくフォーカスが合っていない感じなので更に位置を直します。そんなことを何度繰り返したことでしょう。

位置決めをする際に、スピーカーの置き台を基準にしていました。
置き台の位置取りを測ってみると寸法的には問題がありません。ところが上に乗せているスピーカーを基準にして測ってみるとどうしても5mmほど違いが出てしまいます。もしやと思い、スピーカーと置き台の位置取りを測り直してみました。横方向のバランスは問題ありませんでしたが前後方向を測ってみると・・・5mmずれていたのです。これではどうやっても違いが出るわけです。うかつにも前後方向のバランスを見逃していたのでした。

早速左右前後が同じバランスになるように位置を修正して正面から見てみると、左右のバランスが同じように見えるようになりました。

壁からの距離は一番近い部分が約19cm、内振りの角度は約15度、左右の間隔は約111cmにセッティングしました。スピーカーと置き台の間に、厚さ5mmのソルボセインを2枚重ねたものを噛ませていますが、2〜3日前から後面側を1枚だけにして前面を5mm持ち上げるような格好にしました。

そして、遂にフォーカスの合う瞬間が訪れたのです。

まず、ヴォーカル物では2本のスピーカーの丁度真ん中にヴォーカルがピタリと定位するようになりました。左右に寄って聞いてもぶれることもありません。音質はもはや歌い手の声そのものにしか聞こえないというくらいで、聞いていてゾクッと来るほどの生々しさです。

クラシック音楽では、左右の広がり、奥行き感が格段に向上しました。特にオーケストラ物では各楽器の位置が定まり、立体的な音場が展開するようになりました。出力音圧レベルが高いので、指揮台の上で聞いているかのように各楽器の音が明瞭です。スピーカーの位置取りが定まらなかった頃は、左側のスピーカーのホーンからヴァイオリン群の音が聞こえてくる印象でしたが、それが無くなりました。所謂スピーカーの存在を感じないという奴です。

スピーカーと置き台の間に噛ませたソルボセインが馴染んできたのか、物足りなさを感じていた低音も俄然元気になりました。量感と歯切れの良さを併せ持つ、如何にもではない自然な低音です。

セッティングが決まった途端に、音楽が活き活きと鳴り始めました。このスピーカーは本当に色付けや癖の無いニュートラルな音がします。聞いていて違和感を覚えることがありません。まさに音源をそのまま再現するという印象です。録音の良し悪しも顕にしてしまいますが、それも一興です。

スピーカーはエージング、とはよく言われることですが、それよりもセッティングの方が大事です。今回のようなことを体験すると尚更そう思います。

セッティングさえ決まれば、全ては解決すると実感しました。
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マルチアンプ駆動の音は如何に

2012/03/17 23:58
スピーカー側の設定が終わったところで、次はアンプ側の設定です。

ここでベリンガーのチャンネルデバイダー SUPER-X PRO CX2310の出番です。

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空いている棚にチャンネルデバイダーをセッティング。

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アナログミキサーとCX2310を接続。更にCX2310と高域・低域用それぞれのパワーアンプを接続。

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当初、ケーブルはベルデンの88770を使いましたが、音の密度感に勝るノイマンのアナログケーブルを使うことにしました。

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電源ケーブルは、プロケーブルオリジナルのWATTGATEプラグ・シールド電源ケーブルにしました。

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とりあえず、入・出力ゲインは0dBに設定。クロスオーバー周波数を1.65kHzに設定します。

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ところが、目盛りが大雑把で、1.2kHzの後はすぐに2.0kHz。その間に目盛りが一つしか切られておりません。正確な数値に設定し難いことこの上ありません。この辺りが廉価機なのかもしれませんが、クロスオーバー周波数の設定は大事な部分ですので、もう少し緻密な目盛りにして欲しいところです。

各ケーブルの左右の接続間違いはないか、スピーカーケーブルのプラス・マイナスの接続間違いがないかを確認して、音を出してみました。

あれ〜?!

何か変!

妙に高音ばかりが強調される・・・完全にバランスがおかしくなっていました。

チャンネルデバイダーの高音用の出力ゲインを落としてもあまり変化がありません。

どうしてだろう(汗)

ふとパワーアンプを見ると、高音用低音用ともにアッテネーターは9時くらいの位置に設定してあります。

もしかして、高音用の音量が大き過ぎるのか?

そこで7時半くらいの位置にしてみました。

すると、上手い具合に高低のバランスが取れました。一安心です。

コンプレッションドライバーの出力音圧レベルはウーハーより大きいので、それほどパワーは必要なかったようです。ウーハーに送る半分程度のパワーがあれば十分だったのでした。

アナログミキサー側のミックスアウトのフェーダーの位置、入力ゲインの0dB調整をあれこれといじくってみました。最終的に、パワーアンプのアッテネーターの位置は、高域側は7時半から8時くらい。低域側は9時から10時くらいにすると高低のバランスが取れることがわかりました。

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しばらく聞いていると耳が慣れてきて、ウーハーとドライバーの繋がりに違和感が無くなりました。ただ、スピーカーの打ち振りの角度がなかなか決まりません。少し動かしては聞き、動かしては聞きの繰り返しです。

その間に、一つ細工をしました。

置き台とスピーカーとの間に厚さ5mm、5cm角に切ったソルボセインを2枚重ねたものを噛ますことにしました。GS60の下に敷いてあったものをそのまま流用です。置き台とスピーカーとの間の振動を遮断するためです。

ゴム足と接触する側の透明フィルムは剝がし、

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置き台と接触する側はフィルムを貼ったままにしました。

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置き台上でスピーカーの微妙な位置決めができるようにするためです。

スピーカーをちょっと浮かせて間に本を挟んでおきます。スピーカーの底面には4本のゴム足が付いています。ソルボセインがゴム足の中心に来るように下に敷きます。

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挟んだ本を外してスピーカーを乗せると上手い具合に噛ますことができました。

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ホーンから直接音がしないように感じる位置を探すのは大変な作業になりそうですが、それでも本当に色付けのない自然な音なのには感心してしまいます。

かくして、マルチアンプ駆動は一先ず成功です。

この「ラッパ」の音を一度聞いてしまうとはまってしまいます。音圧があるのでとにかく音離れが良いです。弱音も確実に拾って音にしてくれますし、ヴォーカルも発音が明瞭で聞き易くなります。ソルボセインを噛ませると音が引き締まって、更に明瞭度が上がった感じがします。

マルチアンプ駆動をやるにはかなりの出費はやむを得ないと思い勝ちですが、SR用スピーカーとべリンガーのチャンネルデバイダーを組み合わせるとコストパフォーマンスは良好です。あまり難しい作業もありませんので、これならマルチアンプ駆動をやってみるか、という気になれます。
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遂にThunderbolt対応のオーディオインターフェイス登場!

2012/03/17 15:16
緊急速報!

アメリカ UNIVERSAL AUDIO社から新しいオーディオインターフェイスが、2012年4月10日に発売されます。扱いは株式会社フックアップ。

ラインアップは、SHARCプロセッサーを2基搭載した「Apollo DUO」と4基搭載した「Apollo QUAD」の2機種です。

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注目すべき点は、インターフェイスがFireWire 800であること。これはRMEのFireface 800に次いで2番目の機種だと思います。これだけでも嬉しいことですが、更に凄いことに、Thunderboltに対応するというではありませんか。但し、2012年夏発売予定の別売Thunderboltオプションカードを待たねばなりませんが。

いずれはThunderbolt対応のオーディオインターフェイスが現れるだろうと思っておりましたが、Thunderboltが発表されて1年足らずで登場するとは予想外でした。さすがアメリカ、対応が早いです。RMEも早く対応してくれないかなと思ってしまいます。

Thunderboltがレコーディングの世界に浸透すると、音楽メディアにも何らかの変化が起こるのではないかと思います。そしてPCオーディオも更に高音質になることでしょう。既にThunderbolt対応の外付けHDDがあるので、それに加えてThunderbolt対応の光学ドライブが出てくれば鬼に金棒、CDプレーヤーの音質を凌駕することは確実です。

今後Apolloを皮切りにThunderbolt対応のオーディオインターフェイスが続々と登場すると思いますが、期待に胸が膨らみますなぁ。

もはや物量で勝負するだけのハイエンド・オーディオは時代遅れになりつつあります。
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マルチアンプ駆動に挑戦

2012/03/11 00:29
TX1152を1週間ほどシングルアンプで聞いていました。

初めはコンプレッションドライバーの音に戸惑いを感じましたが、耳が慣れてくると実に爽快に聞こえます。出力音圧レベルがウーハーの100dBに対して、このドライバーは111dBもあるのでかなりの弱音も確実に拾って音にするといった感があります。これはGS60では味わえなかった部分です。音楽全体の見通しが良く、特にオーケストラ物では各楽器がそれぞれのパートを演奏しているのが手に取るようにわかります。

本機の音の傾向が掴めたところで、いよいよ本格的なマルチアンプ駆動に挑戦することにしました。

まず、エンクロージャー背面にある入力コネクターを取り付けてあるボードのネジを緩めて取り外します。

クロスオーバーネットワークがネジ止めされていました。

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ウーハーの赤いケーブルをニッパーで切断。

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ドライバーの黄色いケーブルも切断。

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レセプタクルコネクターに接続されているケーブルも全て切断。

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クロスオーバーネットワークも外しました。

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スピーカーユニットとケーブルの結線には二通りの方法があります。

一つは、レセプタクルコネクターを外し、その穴にスピーカーケーブルを通して直にスピーカーユニットに結線する方法。

もう一つは、スピーカーユニットとレセプタクルコネクターをケーブルで繋いで内部配線とする方法です。

後々のことを考えるとスピーカーケーブルは着脱できる方が良い、ということで内部配線することにしました。

次に、コンプレッションドライバーを外しにかかります。
当初、ポジドライバーNo.1でネジを緩めたのですが、1本だけどうしても緩めることができずにいました。もしやと思い、1段階径の太いポジドライバーNo.2を急遽購入してトライしてみると、何とか緩めることができました。

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無事にコンプレッションドライバーを取り外すことができました。

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ちょっと手の込んだスピ−カーなら、ホーンの部分は木製か何かにするところだと思いますが、TX1152は硬質プラスチックでした。この辺りでかなりのコストダウンをしているのかもしれません。

ドライバーの配線はファストン端子を差し込む方式です。

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ケーブル芯線の太さは16AWG。ウーハーのケーブルも同じく16AWGでした。
これをそのまま使っても良いのですがそれでは面白くありません。そこで、余っているウェスタン・エレクトリックのWE16GAで配線することにしました。

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予め購入しておいたファストン端子を圧着してケーブルをドライバーに結線。

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ウーハーの端子はバイディングポストで、ケーブルを挟み込んでばね仕掛けで圧着する方式です。ウーハーを取り外すことはせずに、ホーンを取り付ける穴に手を突っ込んで結線しました。写真が上手い具合に撮れませんでした。

片方のレセプタクルコネクターを外します。ノイトリックのNL4MP(左)が装着されていました。ケーブルの結線はハンダ付けでした。

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ハンダ付けは面倒なので、ノイトリックのネジ止め配線型のNL4MP-ST(右)を使うことにしました。

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4芯タイプなので、ウーハー、ドライバーそれぞれのケーブルをこれに結線することができます。

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スピコンコネクターのNL4FXも4芯です。

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一つのコネクターで簡単にバイワイヤリングにすることができます。これは便利。

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レセプタクルコネクターをボードにネジ止め。

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ボードをエンクロージャーに元のようにネジ止めして完成です。

最後にドライバーのホーンの開口部を横向きにしてネジ止めします。

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これでスピーカー側の配線作業が終了。
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ウェスタン・エレクトリックの復刻版スピーカーケーブル登場!

2012/03/07 01:54
私が最も信頼するスピーカーケーブルはウェスタン・エレクトリックです。
状況に応じてWE16GAとWE14GAを使い分けております。色付けの無さ、フラットさを演出することにかけてはウェスタン・エレクトリックの右に出るものはないとさえ言えます。スタジオ・モニターやSR用などのプロ用スピーカーに使ってこそその真価を発揮します。

但し、今はウェスタン・エレクトリックのスピーカーケーブルは製造されておりません。ウェスタン・エレクトリック自体が消滅しており、流通しているのは何十年も前に製造された分の僅かな在庫のみで、それが尽きてしまったら終わりというヴィンテージ中のヴィンテージと言えるほどの希少なものです。

オーディオアクセサリー誌の2012年春号に、ウェスタン・エレクトリックのスピーカーケーブル復刻版が登場、という記事が載っており、目が釘付けになりました。

仕掛け人は、早稲田大学内のベンチャー企業である潟uライトーン。
このケーブルは、ブライトーンがAIW(American Insulated Wire Corporation)に依頼して、当時と同じ材料と製法によって復刻したものだそうです。ラインアップは太さの異なる14GA、16GA、18GAの3種。PVCの絶縁と綿の被覆が施されたもので、これはまさにウェスタン・エレクトリックのスピーカーケーブルのトレードマークと言えるものです。但し、ツイン・ケーブルではないので左右のスピーカーに使う場合は4本必要とのことです。

AIWという会社が気になるところですが、1881年から1995年まで存在したウェスタン・エレクトリック社の委託生産を手掛ける大手メーカーで、「KS13385L-1」の型番を持つ各種線径のケーブルをウェスタン・エレクトリック社にOEM供給していたそうです。

ウェスタン・エレクトリックのスピーカーケーブルはOEMだったのね・・・

そもそもウェスタン・エレクトリック社は、アメリカ最大手の電話会社であるAT&Tの製造部門として主に電話機などを作っていました。映画館向けに音響機器を製造していた時期もありましたが、真空管のアンプやスピーカーユニットの製造ラインはあっても、スピーカーケーブルを作るところまでは手が回らなかったのでしょう。ケーブルというのは高度な技術を要する製品です。恐らくかなりの設備投資が必要で、専業でないと優れたものは製造できないのかもしれません。製造委託をした方が早いといったところでしょうか。

ケーブル専業メーカーの筆頭はベルデン社です。
オーディオケーブルはよく知られるところですが、それ以外に軍事用など様々な用途向けに、ありとあらゆるケーブルを製造しています。製造するだけでなくソリューションも手掛けております。

オーディオアクセサリー誌には、記事だけでなくブライトーンの広告も載っていましたが、非常に気になることが書いてありました。

サイズ14GA:低域が力強い
サイズ16GA:低域から高域までバランスが良い
サイズ18GA:広がりがある、ツイーターや内部配線向き

という説明がされていました。

もし、ウェスタン・エレクトリックの復刻版スピーカーケーブルを購入しようと思った方がおられたら、上記の説明はデタラメなので鵜呑みにしてはいけないと警告しておきます。

ウェスタン・エレクトリックのスピーカーケーブルの正しい使い方はこうです。

サイズ14GA:5〜6mほどの長さで使うこと
サイズ16GA:3〜4mほどの長さで使うこと
サイズ18GA:2mほどの長さで使うこと

サイズによって使う長さが決まるのがプロ用のケーブルです。上記のようにして使うと、いずれも同じ結果になります。それはフラットな音、つまり低域から高域までバランスが良くなるということです。

プロ用のケーブルには低域が力強くなるなどといった味付けは一切施されておりません。
例えば、14GAを使って低域が力強く感じられるというのは、音のバランスが崩れたことを意味します。ケーブルの長さが足りないだけの話です。5〜6mで使えば低域から高域までバランスが良くなります。

プロ用のケーブルというのは、如何にフラットな音を出すかを最終的な目標として製造されているのです。アンプとスピーカーの距離は条件によって様々です。ケーブルの長さが異なってもフラットな音を出せるように、サイズ、つまり芯線の太さのバリエーションがあるというわけです。ケーブルの長さと芯線の太さの組み合わせでフラットな音に追い込むというのが正しい使い方です。

オーディオアクセサリー誌には、「福田屋セレクション スピーカーケーブル・スクランブルテスト」という記事も載っていましたが、テストをするに当たって、どのくらいの長さで試聴したということは一切書かれていませんでした。オーディオ評論家の福田氏は、スピーカーケーブルの長さと太さの関係をわかっているのでしょうか?それ以前にフラットな音がどういうものかをわかっているのでしょうか?

更に酷いことに、端末処理で音質がアップする、ということで、推奨するYラグやバナナプラグの紹介までしていました。ロジウムメッキの高剛性材を使った製品が解像度でも有利とまで書いてあります。そんなものを使ったら音が曇ってしまうというのに・・・

ウェスタン・エレクトリックの14GAもテストしていました。スペックからすると個性的な音がするのではないかと想像していたそうですが、至って現代的な性能だと驚いている様子でした。プロ用ケーブルは至極真っ当な音しかしないんですよ。

プロ用機材を導入して真っ当な音を聞くことができるようになりましたが、オーディオ雑誌に書いてあることはデタラメばかりだと改めて感じる今日この頃です。











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スピーカーケーブルの太さは音質に大きく影響する

2012/03/01 01:52
新しいスピーカーのベスト・ポジションが決まりつつあります。
壁との距離、内振りの角度などいろいろ試しているのですが、後もう少しというところまできました。

その前に、どうしても気になるのが高域の物足りなさです。TX1152のドライバーは帯域が20kHzまであるのに、この高音の頭打ち感がどうにも解せないのです。

イコライザーで補正したくなるような聞こえ方の高音というのはちょっと変ではないか?

もしかして、スピーカーケーブルの選択を間違っているのか?

ウェスタン・エレクトリックのWE14GAでは太過ぎるのか?

そう言えば、出力音圧レベルが100dBもあるようなスピーカーは細いスピーカーケーブルでないと音に切れが無くなる、というようなことをどこかで聞いたのを思い出しました。

そこで、一段階細目のWE16GAに換えてみることにしました。

スピコンというのは、ケーブルを付け替える時にとても楽なコネクターです。

ちょちょっと結線し直して、聞いてみると・・・

嘘だろ?!

と言うくらいに音が激変しました。

クラシック音楽を聞いてもジャズを聞いても、気になっていた高音の頭打ち感は見事に払拭されて違和感がなくなりました。これならイコライザーで高域を補正する必要はありません。

スピーカーから音が出ていないように感じるポジションも見付かり、更にいろいろと聞いてみると、見通しが良いとはこのことを言うのだ、というくらい音楽が明快になりました。ケーブルや機材を新しいものにする度に、凄いと思うのですが、今度ばかりは「こりゃ凄い!」と思ってしまいました。

ケーブルの太さを変えただけでこれほど聞こえ方が違うとはちょっと驚きでした。太さを変えたといっても、巷で流行っている大蛇のような太いものから比べると遥かに細いのです。
大蛇のような太いケーブル使っていたらいつまで経ってもモコモコと篭った音を聞かされていたかもしれません。

高能率スピーカーは細いケーブル。
改めてケーブルの重要性を思い知らされた感じです。

何だか恐ろしい世界に足を踏み入れてしまったような気がします・・・
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SR用スピーカーの音は如何に?

2012/02/28 01:09
新しいスピーカーをやっとのことで部屋に運び入れ仮セッティングもしたところで、早速鳴らしてみることにしました。

スピーカーケーブルはウェスタン・エレクトリックのWE14GAを接続しました。

シングル・アンプでの駆動です。

まず、本機を壁から30cmほど離した上で、内振りにせず正面に向けてセッティングしてみました。スピーカーの間隔は凡そ120cmです。

普段聞いているのと同じ控え目な音量で、いきなりブルックナーの交響曲第4番を聞いてみました。



ガンガンと豪快で大雑把な音がするかと思いきや、色付けや癖を感じない素直な音だったのにはやや拍子抜けでした。一聴でS/N比の高さを感じました。分解能は相当なもので、かなりの弱音も音にするといった印象です。コンプレッションドライバーの音は初めて聞くのですが、一言で言うと「開放的で歯切れが良い」。

予想していた通り中低音が勝った音で、篭っているわけではないのですが、高音に物足りなさを感じたのは確かです。弦楽器の細かいビブラートも再現して結構生々しい音がしますが、倍音成分をあまり感じないのが少々残念なところです。ホーンドライバーの特徴とでも言いますか、金管楽器の鋭い噴出しが直線的に迫ってくるのは印象的でした。ティンパニの打ち込みの力強さやコントラバスなどの低音楽器も、大口径ウーハーにあり勝ちな緩さやもたつきを感じません。ストレス無くフワッと低音が鳴る様は、さすがに出力音圧レベル100dBの38cmウーハーの成せる業と言えましょう。Crownのパワーアンプがウーハーをしっかり制動することでその後押しをしているのは間違いありません。

その後、ジャズやポップスを聞きましたが、特にジャズでは、ブラスの噴出し感、ベースのリズムの弾力感がかなり強烈。クラシック音楽よりもビートの利いた音楽の方が得意分野かなと思わせるところがありました。

ヴォーカル物を聞いてみると、GS60はやや奥の方に音像が結ばれるのに対して、本機の音像は明らかにスピーカーの前方、つまり聞き手に近いところに結ばれます。ただ、奥の方にある楽器は奥の方で鳴っているように感じられるので、音の立体感は過不足ありません。正面に向けていることもあるのか、音像定位はピンボケ状態です。ホーンドライバ−は指向性が強いので、それぞれのスピーカーがバラバラに音を出しているといった印象です。

一部のマニアと言われるような人たちなら、この辺りで鳴らし込み(所謂エージング)という言葉が出てくるところでしょう。ドライバーが慣れていないから高音はまだきついはずだ、などと訳知り顔でのたまう方もいるかもしれません。高音にきつさが出るなんてそんなものは欠陥品です。きついと感じるのはセッティングの詰めが甘いからではないでしょうか。本機の高域はいきなり聞いてもきつさはまるで感じませんでした。欠陥品ではありません。実に滑らかです。

エージングなんてナンセンスです。聞き慣れたGS60のドーム型トゥウィーターの高音とはかなり異なる聞こえ方なので耳が慣れないだけの話です。初めて聞くコンプレッションドライバーの音に聴覚がパニック状態になっているのです。しかもただポンとセッティングしただけなのですから、違和感があるのは当然です。エージングよりもセッティングを詰める方が大事です。壁からどの程度の距離を取るか、スピーカーの間隔をどの程度にするか、内振りの角度をどの程度にするかなどを追い込んで行けば状況は一変するはずです。本機はそれだけの素性を持っていると感じます。

2日目に入り、今度は思い切り内振り(40度くらい)にしてみました。
しばらく聞いていると耳が慣れてきました。コンプレッションドライバーのスカッとした音が心地よく感じられるようになってきました。エージングなどしなくても1〜2日聞いていればすぐに耳は慣れるのです。それでも高音に物足りなさを感じるので、アナログミキサーのイコライザーで高域を少し持ち上げることにしました。クラシック音楽を聞いても高低のバランスが取れて違和感が薄くなってきました。ただ、あまり高域を強調し過ぎるとシャリシャリした音になるので、微妙な匙加減が必要です。

内振りにしたことで音像定位はかなり向上してステレオ感が出てきました。
クラシック音楽では弦楽器が左右に位置するのがわかるようになり、広がり感や奥行き感が出てきました。どの楽器も良く聞き取れてステージにかなり近い席で聞いていると言った感じです。

ジャズやヴォーカル物が良い感じになってきました。グレン・ミラーのようなビッグバンドでは奏者の位置取りが掴める様になってきました。ブラスの噴出し感やハイハットの金物感がリアル。ベースも心地よく弾みます。

まだスピーカーそのものから音が出ている感じがするのは否めません。

3日目になって、スピーカーの位置を動かし始めました。
本機はポジションの変化に非常に敏感に反応します。内振りの角度や壁からの距離を少しでも変えると音がコロコロと変わります。キャスター付の置き台のお陰で様々な位置取りが試せます。

あれこれ動かしている内に、スピーカーから音が出ている感じがしない瞬間が訪れました。壁から約32cmの距離、スピーカーの間隔が約107cm、内振りの角度を凡そ30度にした時です。音の抜けも格段に良くなりました。エージングなんてする必要は全くありません。まずはセッティングを詰めること。これで問題のほとんどが解決します。

ヴォーカルはセンターにピンポイントに近い感じで定位し、左右に寄って聞いてもブレません。後方の楽器たちがそれぞれの位置に定位して広がり感が出てきました。ストリングスの定位感もバッチリで、弦楽器の音らしくなってきました。

クラシック音楽では左側のヴァイオリン群がホーンから聞こえる感じがしなくなりました。第一ヴァイオリンと第二ヴァイオリンの位置取りが掴めます。右側の手前にチェロ、そのやや後ろにヴィオラが定位します。一番右にコントラバス群が定位するのがわかります。金管楽器群はステージ奥に定位。トランペットやトロンボーンの位置取りも把握できます。

エディー・ヒギンズのカルテットを聞いてみました。



スコット・ハミルトンのテナーサックスがセンターに定位し、タンギングやブレスがあまりにも生々しいのでたじろいでしまうほどです。その後方にピアノ、ベース、ドラムが定位して、まるで収録現場の様相を呈します。

イージーリスニングも天晴れ!BGMとして聞き流すわけには行かなくなってしまいました。

それにしてもこのスピーカー、よくよく聞いてみると改めて癖や雑味が無く、フラットな音だと感じます。音量を絞っても痩せた音になりません。イコライザーでの補正にも素直に反応しますが、フラットさが失われないのが素晴らしいと思います。これは行けるんじゃない?と思わせる何かを持っています。高域の物足りなさだけが引っ掛かるのですが・・・

惜しむらくは6畳間という視聴環境です。もっと広い部屋で大音量で鳴らしてやれば、その本領を発揮してくれるであろうに・・・

本機との付き合いはまだ始まったばかり。


最終的には、内蔵のクロスオーバーネットワークをスルーしたマルチ・アンプ駆動をするつもりですが、どのような音を聞かせてくれるでしょうか・・・
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スピーカーもプロ用行っちゃいました!

2012/02/27 00:28
ここに来てPCオーディオも一応の目処が付きました。

そこで、以前から抱いていたプロ用のスピーカーの音を聴いてみたいという願望を叶えるべく、遂にSR用スピーカーの導入に踏み切りました。これで私のシステムは、ブルーレイディスクプレーヤー以外は全てプロ用になりました。

購入したのは、Electro-Voice(エレクトロボイス)のTX1152。

http://www.eviaudio.co.jp/product/view?product_id=195

ツアーサウンドグレードポータブルスピーカーと呼ばれるものです。

Electro-Voiceは、コンサート、劇場、映画館などの音響機材を手掛けるアメリカのメーカーで、世界的に有名なブランドです。

注文はPro Cableにしましたが、イーブイアイオーディオジャパンというElectro-Voiceの日本法人から直送されました。直輸入品ですと出荷時の検査も何もされないまま送ってくるそうですが、本機は輸入されたものをイーブイアイオーディオジャパンで入念に検査したものだそうです。アフターサービスなどを考えると、やはり日本法人があるというのは安心できます。

TX1152は、高さ77.6cm、幅44.6cm、奥行き44.6cm(後面に行くに従ってすぼまっており上から見ると台形)、重量27.8kgの、所謂ブックシェルフ型スピーカー(大型の部類)です。

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最近のコンシューマー・オーディオはトールボーイ型で、小口径のダブル・ウーハーというスピーカーが大勢を占めておりますが、私がオーディオ趣味を始めた頃はブックシェルフ型が全盛で、ゴ・キュウ・パが売れ筋でした。パイオニアのS-3000を最後にトールボーイ型に切り替えましたが、凡そ10年ぶりにブックシェルフ型スピーカーを手にしたことになります。

エンクロージャーは、MDF(中密度繊維板)という木質繊維を原料とする成型板(ファイバーボード)で出来ており、全身真っ黒にコーティングされてザラザラとした表面仕上げとなっております。ペアで10万円少々なのでそう文句も言えませんが、まぁはっきり言って、如何にもアメリカ的と言うか大雑把な作りです。日本製なら仕上げはもっと綺麗なのではないかと思います。開梱した時に樹脂のような何とも言えない臭いが漂ってきました。コーティング材の臭いだと思いますが、これには些か参りました。

同じプロ用でもスタジオ・モニター用のスピーカーとは違って見た目は極めて無骨。インテリア性はまるでありません。本機は屋外で使うことも想定して作られているでしょうから、見てくれよりも堅牢性が第一です。エンクロージャーの表面は極めて硬く、叩いてもコツコツという低い音がして鳴きは感じられません。そもそも本機は業務用ですから、これを一般家庭で使うこと自体に無理があると言えば無理があるのですが。しかも6畳間でなんて・・・

スピーカーユニットを保護するグリルはサランネットではなく、ネジ止め式のスチール製のパンチングメタルです。しっかりとしており、万が一倒れてしまってもスピーカーユニットを守ってくれそうです。

ユニット構成は、1.25インチ(3.2cm)ダイヤフラムコンプレッションドライバーと、恐らくトラディショナルなペーパーコーンの15インチ(38cm)ウーハーの2ウェイです。クロスオーバー周波数は1.65kHzで、ウーハーにかなり広範囲の帯域を任せる格好になっています。

大きなホーンと38cmウーハーがデンと鎮座する様は視覚的にも強烈な印象を与えます。一度は38cmウーハーのスピーカーを手にしたいと思っておりましたので、やっと念願が叶いました。

入力コネクターは、オーディオ製品とは全く異なります。
本機にはノイトリック社製の「スピコン」というものが装着されています。

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スピーカー側にはメスのコネクターが装着されています。オスのコネクターにスピーカーケーブルを結線するようになっていますが、ネジを締め付けて圧着する方式なので非常に簡単です。

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これをメスのコネクターに差し込んで右に回すとカチッとロックされます。

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ちょっとやそっとでは外れません。接触不良も起こり難く、大電流の入力にも耐え得るもので、失敗の許されないプロの現場のためにノイトリック社が開発したものだそうです。プロ用スピーカーのコネクターのほとんどはこのスピコンが採用されています。

入力コネクターが二つありますが、これは左右1組では音量が足りないという時に、もう1台ずつをそれぞれパラレルで接続して補強をするために使うもので、マルチ・アンプで駆動するためのものではありません。2台のアンプを繋げてしまうと、アンプの方が壊れてしまうので要注意とのことです。

本機の出力音圧レベルは100dB(SPL 1W/1m)あります。
MONITOR AUDIOのGS60は90dBです。コンシューマー・オーディオでは90dBあれば高能率と言われますが、かなりのパワーを送ってやらないとそれなりの音量が得られません。プロ用は広範囲に音を届けなければならないので高能率であることが求められます。90dB以上のものはざらにあります。

周波数特性(-3dBダウンポイント)は55Hz〜20kHzとあまり欲張っておりません。38cmウーハーにしては下が低くないと思った方も多いと思います。GS60のスペックは28Hz〜43kHzと広帯域ですが、実際に28Hzもの低音を再生するシーンがどれほどあるか?と考えれば55Hzでも不足はないと思います。38cmという大口径のウーハーから放たれる低音はどのように聞こえるのしょうか?

少々気になるのが高域です。GS60の高域は43kHzまで伸びるので非常に繊細な高音を聴かせてくれました。上限が20kHzの本機の高音はどのように聞こえるのでしょうか?

本機のドライバーのホーンは開口部がやや横長になっており、デフォルトでは立て向きにして12本のネジで留めてあります。一般家庭で使うにはホーンの開口部は横向きにした方が良いという情報を事前に入手していたので、早速ネジを緩めにかかりました。片方のネジは12本全て緩めることができたのですが、もう片方のたった1本だけネジの頭部の+穴が潰れているのでドライバーの先が噛み合わず、空回りしてしまいます。どうやっても緩めることができません。このままでも良いのですがせっかくなので向きを変えたいと思うのが人情というもの。メーカーに問い合わせのメールを送りました。

セッティングに取り掛かりました。

まずGS60を隣の部屋に移動しました。こちらも1本27kgほどあるので運ぶのが大変でした。当初は売り払ってしまおうと思っていましたが、もし本機の音が気に入らなかった場合を考えて取っておくことにしました。SACDプレーヤーはエイ!ヤ!と売ってしまいましたが、さすがに気に入っているスピーカーはそう簡単には手放せません。しばらくは休んでもらうことにします。

次に、スピーカーベースにしていた厚さ6cm、45cm×60cm、重さは30kg以上あろうかというコンクリート製のドブ板はもう使わないことにしました。

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これを計4枚階下に持って行き、庭先に置きました。最後に新しいスピーカーを2階の自室へ・・・

一人でやったのでもうヘトヘト。最後は膝がガクガクになりました。膝が笑うとはまさにこのことです。若い時は一人でヒョイヒョイと上げ下げしたものですが、今思うと、よくもまぁこんなに重たいものを持って階段を昇り降りしたものだと呆れてしまいます(笑)。

ブックシェルフ型なので床に直置きはできません。ある程度の高さにセッティングする必要があります。オーディオメーカーの見てくれの良い1本足のスピーカースタンドを使うことも考えましたがこれでは不安定で、昨年の3月並みの地震が来たらすぐに倒れてしまうだろうということで、他の策を練ることにしました。

いろいろと探してみたら恰好のものが見付かりました。
オーディオラックなどで有名なハヤミ工産の業務用レーザープリンター台です。

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http://www.hayami.co.jp/hamilex/products/business_oa/business_hamilex_263.html

高さ45cm、幅50cm、奥行き45cm。スチール製のフレームにスチール製の横木と天板・底板をネジ止めする構造になっています。棚板が1枚付属しているので物が置けます。天板の耐荷重が50kgあるので堅牢性もバッチリです。50cm側が正面なのですが、45cm側を正面に向けると本機の横幅にジャストフィットです。本機の底面にはゴム足が付いているので、置いてもガタが出ることはありません。キャスター付きなので簡単に移動ができて床の掃除も楽。後ろ向きにすることもできて、ケーブルの付け外しも楽になります。また、スピーカーの微妙な位置合わせも簡単にできます。

ついでにテレビを置く台も替えました。
同じくハヤミ工産の業務用ドットプリンター台です。

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http://www.hayami.co.jp/hamilex/products/business_oa/business_hamilex_264.html

こちらもキャスター付きで高さ60cm、幅59cm、奥行き45cm。スチール製のフレームにスチール製の横木と天板・底板をネジ止めする構造で棚板付属。これにテレビを置くと、スピーカーとの高さが絶妙なバランスになりました。

コンクリートのドブ板が無くなったことで、スピーカー周りがスッキリしました。
テレビの両脇にスピーカーをセッティングしてみると・・・

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これは中々壮観ですねぇ。
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マルチ・アンプ駆動の必需品

2012/02/21 00:28
クローゼットの中に眠っている機器があることを思い出しました。

べリンガー(BEHRINGER)社のSUPER-X PRO CX2310というチャンネルデバイダーです。

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2009年7月にサウンドハウスより購入したものですが、使ってはみたものの効果を実感できずに、その後放ったらかしにしていたものです。

久しぶりに使ってみようと引っ張り出してきました。

昔のスピーカーシステムの入力端子は、プラス・マイナス1組だけのものがほとんどですが、最近は高域用、低域用などの複数の入力端子を装備したものが多くなりました。私が持っているMONITOR AUDIOのGS60も高・中域用、低域用の二つの入力端子があります。現在は2台のパワーアンプをそれぞれに割り当てて駆動させています。所謂マルチ・アンプ方式という奴です。

マルチ・アンプ方式とは、プリアンプから出力された音声信号をチャンネルデバイダーでいくつかの周波数帯域に分割し、それぞれの帯域を専用のパワーアンプで増幅して、個々の帯域専用のスピーカーユニットを駆動する方式のことです。1970年頃ブームになりましたが、今ではごく一部のマニアの間でしか用いられていません。

この方式は、低音と高音が別々のパワーアンプで増幅されるために混変調歪が低減される他、パワーアンプとスピーカーの間にネットワークが介在しない、言い換えればパワーアンプとスピーカーが直結されるため、ダンピングファクターが悪化しない、個々のスピーカーユニットで発生した逆起電力が他のスピーカーユニットに影響を与え難い、音の鮮度を保つ上で有利、無駄な電気を省略してスピーカーを保護する、予想出来ないノイズを防止できるなどの利点があります。

私の場合は、2台のパワーアンプで駆動させてはいますが、スピーカーシステム側のクロスオーバー・ネットワークが介在するのでスピーカーユニットとパワーアンプが直結しているとは言えず、本来のマルチ・アンプ方式ではありません。それでもパワーアンプで増幅する前にチャンネルデバイダーで周波数帯域を分割した方が音質的に有利であろう、本機の購入時に比べると、音源も再生機器もレベルアップしているので、効果を実感できるかもしれないと考えました。

本機は、19インチラック対応で高さ4cmほどの非常に薄っぺらな筐体です。

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プロ仕様なので、黒を基調とした機能優先の無骨なデザインです。

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こんなものを使ったのでは趣味性がないではないかと言う人が必ずいるのです。私は見てくれよりも性能や音質を重視します。一般家庭で高性能なプロ用の機材をさり気なく使う方がよほど趣味性があるというものです。

購入当時は9,380円でしたが、現在では円高の影響があるのか6,000円台にまで下がりました。プロ仕様とは言え、嘘みたいに安価です。中身は非常に単純な回路構成だそうです。そのためにコストダウンがしっかりとできた結果、このような価格が実現できたようです。本機よりも高額なものはいくらでもありますが、単純な回路が功を奏したのか驚異的な性能も実現しました。現代に於ける最高峰に近いクロスオーバーである、とその筋では評判の代物です。

リアパネルには入出力用の端子がずらりと並んでいます。電源は内蔵式で3ピンのIECコネクターが装備されています。

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入力はステレオ1系統。出力はステレオ2ウェイ、モノラル3ウェイという構成です。切り替え式で44Hzから9.3kHzまでのクロスオーバー周波数を設定できます。サブウーハー出力が1系統あるので2.1チャンネルが構築できます。入・出力にはそれぞれレベル調節機能があるので、部屋の状況や好みに合わせて低域、高域それぞれのレベルを調節することができます。

フロントパネルには電源スイッチを始め、入・出力それぞれのレベル調節用の摘みや、25Hzのローカットフィルター、ミュートなどのボタンがあります。44Hzから9.3kHzまでのクロスオーバー周波数を設定できます。

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アナログミキサーと本機、本機とパワーアンプとは、ベルデン(BELDEN)の88770で接続しました。

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次に、GS60のウーハーのクロスオーバー周波数である250Hzに設定。まず、入・出力ともにレベルを0dBにして聞いてみました。

チャンネルデバイダーを介在させたことによる音質の変化は感じられません。今までと変わらず自然な音色です。若干ですが、メリハリの利いた音になったような気もします。出力レベルを上げても高域、低域が強調されるだけで音質の低下は感じません。本機は固有音がないので音に色付けされた感じが全くないのです。

試しに、クロスオーバー周波数を100Hzに設定すると聴いていて違和感があります。恐らく、低域側に100Hzまでの音声信号を送っても、スピーカーシステム内部のクロスオーバー・ネットワークは250Hzに設定されたままなので、100Hz〜250Hzの帯域の音声信号が空白になってしまうのかもしれません。これはあくまでも推測ですが。ただ、高度な再生をするに当たって、音に色付けがされないというのはとても重要なことです。

この価格でこれだけの性能を有しているというのは、本当に驚異的です。

実は、本機を引っ張り出したのには訳があります。

※ベリンガー・ジャパンが2010年8月19日付けにて日本から消滅しました。
ベリンガー・ジャパンが発行していた一年保証の保証書は効きません。
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Thunderboltは電光石火で仕事をするのか?   その二

2012/02/19 00:21
Pegasus R4が無事に稼動するようになったので、次は音楽データのお引越しです。

データのコピーに要した時間を比較しました。これを見ることで、実質的作業の速さが凡そでもわかると思います。

Mac mini(Late 2009)を使っていた頃、LaCie 2big quadraに保存してある総容量約800GBの音楽データファイルをLaCie Hard Disk MAX Hi-Speedにコピーするのに、それぞれUSBで接続すると凡そ12時間を要しました。

Mac mini(Mid 2011)を購入後、総容量約900GBの音楽データファイルをLaCie 2big quadraはFireWire 800接続、LaCie Hard Disk MAX Hi-SpeedはUSB接続にしてコピーするのに要した時間は凡そ9時間。FireWire 800接続にしたことで転送速度が向上して時間が短縮されたのだと思います。更にパソコンのスペックが上がったことも影響したと思います。

そして、今や総容量1.13TBにまで増えた音楽データファイルを、FireWire 800接続のLaCie 2big quadraから、Thunderbolt 接続のPegasus R4にコピーするのに要した時間は凡そ4時間。

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二つのHDDをUSBで接続してコピーした時の1/3ほどの時間で済みました。これだけ見てもThunderboltの転送速度が如何に速いかがわかります。

今回はベンチマークテストも実施してみました。
・Mac mini(Mid 2011)内臓の80GB Intel 320 Series SSD
・LaCie Hard Disk MAX Hi-Speed
・LaCie 2big quadra
・Pegasus R4
四つのHDDをテストしてみました。

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本当に4時間ほどで首尾良くコピーが終わりました。

それでは、再生してみます。どんな音になるでしょうか(ワクワク)。

まず、コピーしたデータをそのままの状態で再生します。

昨年の終わり頃から、リッピングはiTunesではなく、フリーウェアのX Lossless Decoder(XLD)で行なうようにしました。コピーした音楽データは44.1kHz/24bitでリッピングしたものです。再生ソフトはAudirvana Plus。192kHz/24bitにアップサンプリングしての試聴です。

J-POP、ジャズ、クラシック、イージーリスニング、海外POPSなど一通り聞いてみました。

今までも十分に濃い音でしたが、予想通り、更に濃い音になりました。これは情報量がより増えたことを意味します。S/N比もアップしてベールをまた1枚剥ぎ取ったかのように澄み切った音です。ダイナミックレンジも広くなった感じで、特に今までは聞き取り難かったような弱音部分の明瞭度が向上しました。もう少しタイトになって欲しいと思っていた低域の解像度が上がり、クラシックでは右側のスピーカーから定位感を伴ったコントラバスの音がようやく聞こえるようになりました。ヴォーカルはリアルの一言。すぐそこで歌っているような臨場感です。

低音をチェックするのに、シャルル・デュトワ指揮 モントリオール交響楽団演奏のサン=サーンス 交響曲第3番「オルガン」を聞いてみました。



オルガンのペダル音がかなり低いところまで出るようになりました。これほど違うものなのか〜と感心すること頻りでした。スピーカーの低音再生能力の問題があり、また部屋が部屋なので重低音など到底望めないのですが、まずまず大健闘です。

ちょっと感動してしまったのが、ポール・モーリア、レイモン・ルフェーブル、パーシー・フェイスなどのイージーリスニングでした。







どうしてもBGMというイメージを持ってしまい勝ちでサラッと聞き流してしまうのですが、こうしてスピーカーに面と向かって聞いてみると綿密な録音がされているということが改めてわかります。両翼の弦楽器、センターの木管楽器、その後列の金管楽器の音像定位が抜群です。オーケストラとしてのスケールがこれだけ感じられるんだ!という新たな発見がありました。

高速で読み出しをすることによって音質が向上する、というのは間違いないと思います。

次に、XLDでリッピングし直してみました。

サンプリングレートは44.1kHzしか選択肢がありませんが、ビットレートは8bit、16bit、24bit、32bitが選択できます。

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せっかくなので最高の32bitに設定しました。これには浮動小数点という項目がありチェックが入れられるようになっています。

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ところがこの状態だとリッピングはできるのですが、CD1枚分を一つのファイルとして認識せずトラック毎にしか取り込めません。しかもiTunesのライブラリに取り込むこともできません。仕方なくチェックを外しました。

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出力先をPegasusu R4に指定して、「処理が完了してからファイルを出力先に移動する」のチェックを外してリッピングしました。

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読み取ったら即座に出力先に移動させた方が良い音質で保存できそうな気がするからです。大したことではないと思いますが。

例によって、松山千春の「君のために作った歌」を聞いてみました。



一聴ですぐに違いがわかりました。更に濃い音が実現しました。音がやや一歩前に出る、という印象です。

千春のヴォーカルの生々しさは勿論のこと、凄いのがバックの演奏でした。以前にも増してどの楽器の音も非常に明瞭に聞こえます。手前で鳴っている楽器と少し後ろで鳴っている楽器の距離感が掴めるほど立体的に聞こえます。曲によっては両翼にギタリストが配置されてそれぞれのパートを演奏するのですが、これがはっきり左右に定位して生々しく聞こえてくるのには参ってしまいました。印象的だったのが時々挟まれるストリングス。今までだとカサカサとした感じで、存在感ももう一つ希薄でした。今度は違います。定位感を伴ってはっきり聞こえます。しかも微粒子のような繊細さ。弦楽器の潤いのある音がします。これだけバックの演奏が鮮明に聞こえると、曲の印象が変わります。アレンジの良し悪しすらわかってしまうほどです。録音時期は古いですが、しっかりとした録音がされているのが改めてわかりました。

ふとこのアルバムの容量を見てみると、24itでリッピングしたものは676.3MB、

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32bitでは901.8MBと1.33倍に増えていることがわかりました。

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他にリッピングしたものを見てもいずれも1.33倍に増えていました。これを高速で読み出すことで、実際に音になった時に情報量の多さを感じたのだと思います。

次はクラシック。
愛聴盤である、ベルナルト・ハイティンク指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団演奏 ブルックナー 交響曲第8番をリッピングし直して聞いてみました。



購入当初から低音が物足りない録音だと感じていました。
根本的な問題なので如何ともし難いのですが、それでもやや変化が現れました。今までより低音に力強さが出て、コントラバスが鳴っているのがわかるようになりました。右側のスピーカーから出てくる情報量が増えたので音楽に厚みを感じます。解像度が上がり全体的に明瞭な聞こえ方になりました。全強奏時でも混濁せず、各楽器がそれぞれの位置で鳴っているのがわかるようになりました。ホールの響き具合や雰囲気も感じられるようになりました。

サン=サーンスの「オルガン」をリッピングし直して聞いてみました。
こちらは思ったほどの変化は感じられませんでした。ペダル音はこれで頭打ちといった感じで後はスピーカーの問題といったところです。デジタル録音初期の録音なので、ややもすると硬い音になるのですが、ヴァイオリンなどの高音にきつさを感じることがなくなり自然な鳴り方になりました。

期待に違わずThunderboltは素晴らしいインターフェイスでした。
FireWireやUSBはケーブルが長くなると途端に音質が低下します。20cm、15cmが最高の音質を得られる長さです。2mのケーブルなどとても使うことができません。パソコンとオーディオインターフェイスを重ねるなどの工夫をしないといけないので、機器を設置するのに苦労します。Thunderboltならば3mまでは最高のパフォーマンスを得られるということですので、2mのケーブルを使えば音が気になる外付けHDDは少し離して設置するなど、自由度は高くなります。

将来的には大容量のSSDでRAIDを構成したいものです。そうなれば冷却ファンも必要でなくなるかもしれないし、SSDそのものに稼動部分が存在しないので本当に気にならないくらいに静かになると思います。Thunderboltと組み合わせれば途轍もない速度の読み書きも可能になるかもしれません。Thunderbolt対応の大容量外付けSSDの登場を期待したいところです。

Thunderbolt対応のオーディオインターフェイスなどの録音機材や光学ドライブの登場も待たれます。そうなればPCオーディオは途轍もない音質を得られることは間違いありません。

今後Thunderboltが普及して対応周辺機器が潤って、更にウインドウズマシンもThunderboltを取り入れるようなことになったら、パソコンを取り巻く状況もかなり変わるのではないでしょうか?

本格的な高速伝送の幕開けは近いと感じます。
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Thunderboltは電光石火で仕事をするのか?   その一

2012/02/13 00:56
かねてより、音楽データの保存に関してはもう少し何とかしなければならないという思いがありましたが、ここに来てThunderboltという新しいインターフェイスに出会ったことで一つの転機が訪れました。新しい外付けHDDを購入しようと決断したのです。

Thunderbolt はIntelが開発し、Appleが実用化した新しいI/Oインターフェイステクノロジーです。先日購入した新しいMac miniにも搭載されているので、これを使わない手はありません。ところが生まれて間もないインターフェイスのため、対応デバイスはAppleのThunderboltディスプレイ、一部のストレージやアダプタなど極僅かな製品しかありません。また、この先Thunderboltが普及するかどうかもわかりません。巷では使い道が無いということでまだ懐疑的な見方がされているようですが、使い道は自分で作るものです。PCオーディオにとっては非常に魅力的なインターフェイスだと思っております。これを利用することで必ずや良好な結果をもたらすであろうと私は信じて疑いません。

滋賀県草津市にあるApple製品正規販売店であるkitcut(キットカット)のオンラインショップより、PROMISE Technology社のPegasus R4 RAID System 8TB Thunderboltという外付けHDDを購入しました。R4はHDD4基を搭載するモデルで、8TBと4TBの2タイプがあります。R6というHDD6基を搭載したモデルもあります。

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現在Apple Store の他にはkitcutでしか販売されていないようです。本機はApple Storeでは定価の179,800円ですが、kitcutでは160,800円と19,000円も割安で購入することができました。

2月6日に注文しました。在庫があったので2月8日には手元に届きました。迅速な対応でした。

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筐体は、奥行き24.5cm、幅18.5cm、高さ19.5cm(実測値)のアルミ製で重さが6.9kgもあります。

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同じアルミ製のLaCie 2big quadraよりも遥かにしっかりした作りです。電源スイッチボタンがフロントパネルにあるのが非常によろしい(写真ではわかり難いですが左側の黒いパネルの部分にあります)。

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構成は、7200rpm 2TBのHDDが4基。

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RAID 0 / 1 / 5 / 6 / 10に対応します。搭載されていたのは、日立グローバルストレージテクノロジーズ(HGST)のDeskstar 7K3000 2TB(HDS723020)でした。

リアパネルを見ますと非常にシンプル。

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USBポートもFireWireポートもなく、UPSポートとThunderboltポート2基しかありません。電源は外付けACアダプタではなく内蔵式です。AC100〜230V(50〜60Hz)対応、PFC回路を採用した80 PLUS認定電源が搭載されています。メガネ端子ではなく、3ピンのIECコネクターなのが嬉しいところです。10cm級のメイン冷却ファンと4cm級の電源装置冷却ファンが付いております。

ホストのパソコンはThunderboltポートを持つiMac、MacBook Pro、MacBook Air、Mac mini(Mid 2011)に限定されます。接続はApple製のThunderboltケーブルで行ないます。これもkitcutより購入しました。Apple Storeでは定価の4,800円、kitcutだと4,530円と若干割安です。

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見た目はミニディスプレイケーブルです。

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プラグ部分もほとんどミニディスプレイポートと同じですがThunderboltの稲妻のマークが刻印されています。

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この小さなプラグの内部には様々なチップが埋め込まれているそうです。単にデータを伝送するのではなく、ケーブル自体でもThunderboltを制御する仕組みになっているようです。ケーブルの外見は思ったよりも細く、被覆はウレタンのような素材で特別凝ったものではないように見えます。最大転送速度10Gbpsを誇るケーブルにしては少々頼りない感じがします。今のところ2mのものしか販売されておりませんが、長さのバリエーションはできるのでしょうか?また他のメーカーがこのケーブルを作るようになるのでしょうか?興味深いところです。

電源ケーブルは勿論同梱されています。3カ国の電力事情に合わせた3パターンのプラグのケーブルが入っていましたが、そんなものは使いません。私には非メッキ高性能シールド電源ケーブルという強い味方があります。これを使って高性能ダウントランスの115Vのコンセントから給電することにしました。

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底面にはゴム足が付いています。

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防振対策として厚さ5mmのソルボセインのシートを小さく切ったものをゴム足に貼り付けることにしました。

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防振対策にはつまらないインシュレーターよりも断然ソルボセインです。シートを好きな大きさに切って使えますのでとても重宝します。

本機をどこに設置するか少々迷いました。剥き出しにして置くことも考えましたが、CDプレーヤーが無くなったことでオーディオ・ラック内にかなりのスペースができたので、ラックに収めることにしました。

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電源ケーブルをコンセントに差し込むと勝手に電源が入り、自動的に初期化が始まりました。リーフレットには10時間ほどかかると書いてありましたが、実質的には8時間ほどを要しました。ただ、初期化がいつ終わったのかが今一つよくわかりませんでした。梱包にはクイックスタートガイドのリーフレットしか入っておらず、マニュアルはPROMISE Technologyのホームページからダウンロードするようになっています。ところがこれが英語のみ。悲しいかな言葉の壁は厚く、さっぱりわからず・・・ちょっと不親切のような気がします。日本で販売するのであれば日本語のマニュアルを用意して欲しいところです。PROMISE Technology Japanという日本のオフィスがあるのですから。ここは大きな不満点です。

LaCie 2big quadraはラック内で稼動させるとすぐにオーバーヒートしましたが、本機はラックのガラス扉を閉めて8時間ぶっ通しで動かしても筐体はいくらも熱くなりませんでした。強力な冷却ファンのお陰かもしれません。発熱・耐熱に関しては合格点を与えられます。

メーカーの商品ページでは、超静音設計なので音を全く気にすることなく利用できます、と静音性をアピールしていますが、実際はちっとも静かではありません。音楽をしんみり静かに聞いていられるレベルではありません。嘘言うんじゃねぇよ!って感じです。4基のHDDと冷却ファンが回るのですから全く気にならないほど静かになるわけがありません。常にヒューンという音が付きまといます。HDDの稼動音だけなら我慢できそうなレベルですが、うるさいのはHDDよりも冷却ファンの回転音です。私にはかなり「うるさい!」と感じられました。扇風機を強回転にしているみたいな嫌な音・・・やはり冷却ファンがネックです。これがなければかなり静かだと思うのですが。ラックに収めてガラス扉を閉めるとまぁ何とかましになるかな、という程度です。

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剥き出しにして使うと間違いなくうるさいです。もし購入を検討されている方がおられましたら、音の点は考慮に入れておいた方がよろしいと思います。騒音が聞こえないように囲われた場所に設置したくなりますが、耐熱性はありそうなのである程度の通気性を持たせれば問題無さそうです。

冷却ファンが無いと熱くなってしまう、ところがファンが回るとうるさい・・・相反する課題です。何とかならないものでしょうか。静音性に関しては非常に残念であると言わざるを得ません。オーディオ的観点での静音と、PCパーツメーカーで言うところの静音にはかなりの乖離があると感じます。ただ、人間の聴覚は自分自身に都合の良いようにできています。初めはうるささが気になっていても、音楽を聞くことに集中していると時が経つにつれ気にならなくなるものです。現在使っているLaCie 2big quadraがそうでした。ダンボールの箱で囲うように工夫したことでさほど気にならないレベルになりました。そうなることを期待しましょう。

無事に初期化が終わり、Thunderboltケーブルを接続して電源を入れ直すと見事にMac miniが認識してくれました。アイコンを開くとPromise Utilityというソフトをインストールするようになっています。

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これでRAID構成などの各種設定を行なうのですが、表記が英語なので何が何だかよくわからずくじけそうになりました。操作画面も日本語化して欲しいと思いました。プラグインとかで何とかならないものでしょうか?

あれこれいじっている内にようやくRAID0に設定することができました。これは2TBのHDD4基を8TBの一つのHDDとして扱う構成で、読み書きの速度が最も速くなる設定です。但し、データを保護する機能を備えていないので、RAID0を構築するHDDが1台でも故障してしまうとデータが消失してしまいます。バックアップをしっかり取る必要があります。リスクはありますが、こうすることでリッピング時や音楽再生時の処理速度が最大限になり音質が向上するはずです。最後にMac miniのディスク・ユーティリティでフォーマットし直してようやく使える状態になりました。やれやれ・・・

Pegasus R4を起動するには電源ボタンを押すだけですが、終了する時は画面上でマウントを外す作業をしてから電源を落とします。ボタンを5秒ほど長押しすると電源が切れます。電源を切った後にプラグを引き抜き、再度差し込むと電源ボタンを押してもいないのに勝手に電源が入ります。恐らく電源ケーブルが接続状態だと待機電力が通電するのではないかと思います。Pegasus はRoHSに準拠している、と謳っていますが、待機電力は長いこと通電すると結果的には結構な電力消費量になります。これではあまりエコではありませんねぇ。音楽を聞かない時は電源ケーブルのプラグは抜いておくことにしました。
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私のオーディオ事情

2012/02/08 23:31
久方振りにコメントをいただきました。それも朝早くからです。
このような拙いブログでもコメントをいただけるというのはありがたいことです。
御礼申し上げます。

大きくて重たいハイエンドの装置をデンと据えて音楽を聞くような人たちをオーディオ・マニアと定義するのであれば、明らかに私はオーディオ・マニアではありません。
常々申し上げておりますが、狭いボロ部屋で細々と音楽を聞いている一愛好者です。悲しいかな資金力がないので常に予算は僅かです。だから安物装置ばかりです。ハイエンド製品ましてやオーディオルームなど夢物語です。そんな奴はオーディオなどやるんじゃないと言われそうですが。

CDプレーヤーの音質は素晴らしいものであることは間違いありません。ごく最近まではそう思っておりました。
自分なりに考えた末にCDプレーヤーを手放すことにしましたが、未練がなかったわけではありません。業者の手で運ばれていく様を見て些かの寂しさを感じたのは確かです。

ところが、CDプレーヤーを手放す寂しさよりも今までとは違う再生方法に対する好奇心の方が勝っていたので、感傷に浸る間もなく気持ちはスパッと切り替わりました。私にとってオーディオとは、音楽を聞くための手段に過ぎません。限られた予算の中で納得のいく音を得ようと模索する内に行き着いたのがプロ用機材でありPCオーディオだったというわけです。今やCDプレーヤーは絶対的なものではありません。

CDプレーヤーがなくても私にとってCDは大事な音源であります。
44.1kHz/16bitというフォーマットそのものは、アナログレコードのスペックを凌駕するべく設定されたものだと言いますので素晴らしいものだと思っております。これを否定するつもりは毛頭ありません。ただ、PCオーディオをやってみた結果、CDプレーヤーはこのフォーマットの素晴らしさを最大限引き出しているのか?デジタル音源を再生するのに何故あれほどの物量を投入する必要があるのか?という疑問を抱くようになりました。ディスクにピットを彫るという記録方法、回転するディスクにレーザー光を照射してデータを読み取るという再生方法はもう限界なのではないかと思い始めました。くどいようですが、扱うのはデジタル音源です。私は何事も疑ってかかる主義なのです。

実は、CDはもはや絶対的音質ではなくなりつつあります。

半月ほど前に知ったニュースです。
「音楽CDの生産額が13年連続で前年を下回った。日本レコード協会が2012年1月20日に発表した最新の生産実績によると、2011年の音楽CD生産額は2084億9900万円となり、前年に比べて6%減った。背景には音楽配信サービスの利用者が増えていることがある。」

この記事が何を意味するかおわかりでしょうか?
音楽配信サービスの利用者が増えている、とありますが、iPodのような携帯音楽プレーヤーで音楽を聞く若い世代の音源の入手方法は必ずしもCDではないということです。彼らはパソコンを使いこなし、インターネットでダウンロードした音楽をiPodにコピーして聞くのです。CDプレーヤーなんか持ってない、という若者はかなりいるのではないでしょうか?

音楽制作ではCDを遥かに上回るスペックで録音や編集が行なわれます。そうして作られたマスター音源はハイレゾ音源と呼ばれます。インターネットでは192kHz/24bitという最高レベルのスペックの音源さえ手に入るようになってきました。192kHz/24bitの音を聞いたことがおありでしょうか?機会があれば是非聞いてみていただきたいと思います。一度聞いたらCDは極々普通の音だと思わざるを得なくなるはずです。ただ「SACD」は別です。これは非常に素晴らしいフォーマットだと思います。

というわけで、CDは絶対的音質などと言っているような状況ではなくなってきました。デジタル音源を扱うに於いてCDプレーヤーの再生方法はそれに相応しいものなのか?また、その他のコンシューマー・オーディオも今のままでよいのか?と至極真面目に考えている今日この頃です。PCオーディオを体験していなかったら、このようなことは考えもしなかったと思います。

ハイエンドでなければオーディオにあらずといった風潮に波紋を投じる意味で、あえて意固地になって、「CD叩き」ではなく「CDプレーヤー叩き」をした次第です。私が「CDプレーヤー叩き」をするのは悔し紛れではなく、PCオーディオを体験した上での理論的な裏付けがあるということを申し添えておきます。

ですが、私がCDプレーヤーをとやかく言ったところでオーディオ業界に何かしらの変化が起こるとはとても思えませんが・・・所詮は貧乏人の遠吠えです。

最近、納得のいく音を得られるようになったので、もう「CDプレーヤー叩き」やオーディオ製品をとやかく言う必要がなくなりました。詰めの段階に来たのでそれどころではなくなってきたのです。

ところで、完璧に調整されたアナログレコードプレーヤーで再生された音は極上です。
まるで次元が違います。CDプレーヤーやPCオーディオが太刀打ちできるような相手ではありません。面倒臭がりの私にはアナログレコードプレーヤーを完璧に調整することなどできません。とても手に負えません。忽ち身上潰してしまいます。

パソコンで再生しようがCDプレーヤーで再生しようがデジタル音源というのは、首尾良く録音されたアナログ音源にはどう逆立ちしても敵わないのです。

マニアなら理由はおわかりですよね?
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CDプレーヤーとの決別

2012/02/07 00:58
LuxmanのSACDプレーヤーD-06を売り払ってしまいました!

PCオーディオを始めてからCDプレーヤーで音楽を聞くことがほとんどなくなったからです。
音質的にはリッピングしたもので十分。SACDも魅力はありますが、高額なプレーヤーでなければその良さを引き出すことはできないし、いい加減大きくて重たい筐体にウンザリしているというのもあります。CDプレーヤーが無くても不自由はしないと判断しました。

欲しい装置があるので、その資金を捻出するという目的もあります。
もちろんPCオーディオに関係するものです。使わなくなったオーディオインターフェイスなどと併せて買い取りをしてもらったら十分な資金を得ることができたので、早速注文しました。後日このブログでご紹介するつもりです。

それにしても我ながら思い切ったことをしたものだなぁ・・・
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ネットワーク・オーディオ・プレーヤーって何だ?

2012/02/05 00:59
最近、「ネットワーク・オーディオ」という言葉を耳にします。「ネット・オーディオ」という雑誌まで刊行されました。

PCオーディオであれば、パソコンとUSB-DACもしくはオーディオインターフェイスを組み合わせてアンプに繋げばそれで事足ります。

「ネットワーク・オーディオ」とは何か?

音楽サーバー(NAS)に保存した音楽ファイルをネットワーク(LAN)を介して読み出し、ネットワーク・オーディオ・プレーヤーで再生する仕組みだそうです。ネットワークを構築するにはルーターが必要で、コントローラーやリッピングをするのに必要なパソコンやネットワーク・オーディオ・プレーヤーとはLANケーブルもしくは無線LANで接続します。そしてネットワーク・オーディオ・プレーヤーとアンプを繋ぐことで音が出るということになります。

「ネットワーク・オーディオ・プレーヤー」・・・何とも不可解な機器です。
録音関係の機材ではありません。これは完全にオーディオ製品です。

オーディオメーカーは、PCオーディオに対応するためにUSB-DACを作りました。ところがこれはパソコンと組み合わせなければ機能しません。オーディオ業界というのはどうもパソコンを介在させるのがお嫌いのようです。プレーヤーがないというのはオーディオメーカーとしての面子にかかわると思ったのか、オーディオの主導権をパソコンに渡したくないと思ったのか・・・苦肉の策として作り出したのが「ネットワーク・オーディオ・プレーヤー」ではないかと思います。

スコットランドにあるリン(Linn)というオーディオメーカーが2007年にKLIMAX DSという製品を発表したのが「ネットワーク・オーディオ・プレーヤー」の始まりです。その後リンは2009年になるとCDプレーヤーの製造をやめてしまいます。2011年の終わり頃になると、日本のオーディオメーカーもこぞって「ネットワーク・オーディオ・プレーヤー」を作り始め、あっという間に何機種も市場に投入されました。それに加えて、オーディオ用LANケーブルという不可解なものまで作られるようになりました。

で、リンのそれは価格が何と200万円超!
CDプレーヤーと違ってディスクを回す機械的な部分のない単なる電気回路だというのに、何故このような嘘みたいな値段が付くのでしょうか?
DSはシリーズ化されて数機種作られましたが、それでも最低グレードの機種は40万円超。如何にもオーディオ製品的な納得のいかない価格です。プロ用機器メーカーが作ったら恐らく半額くらいで製品化するでしょう。

オーディオ雑誌ではすこぶる評判で、素晴らしい音質だと賞賛されています。そりゃ、200万円超もするのですから素晴らしくないと困ります。でも・・・私は「ネットワーク・オーディオ・プレーヤー」に価値観を見出せません。

何故なら、ネットワークの構築は良いとして、再生はパソコンとプロ用機器メーカーの優秀なオーディオインターフェイスがあれば事足りるからです。「ネットワーク・オーディオ・プレーヤー」などなくてもネットワーク・オーディオはできるということです。

同じ40万円を出すとして、私なら高性能なパソコンとオーディオインターフェイスを用意します。4〜5,000円もあれば高性能な再生ソフトが手に入ります。それをパソコンにインストールして運用すれば、つまらない「ネットワーク・オーディオ・プレーヤー」を買うよりも遥かに高音質が得られます。実際にそうやって音楽を聞いていますが、音質はCDプレーヤーに勝るとも劣りません。

オーディオファンはパソコンをいじりたがらない人が多いようですが、今のご時勢、デジタル音源を再生するのにパソコンを避けて通るわけにはいかないのです。CDプレーヤーは既に音質に限界が見えてきております。物量を投入したからといってこの先どれほど音質が良くなるかは疑問です。かといってパソコンとUSB-DACは中途半端。「ネットワーク・オーディオ・プレーヤー」も何だか今一つ。

ただ音楽を再生して聞くだけのオーディオファンよりも、自分で楽器を演奏して録音までしてしまうアマチュアの方が進んでいるかもしれません。
オーディオ製品とは比べ物にならない高度な録音機材を使いこなしてしまうからです。録音にはパソコンは必要不可欠ですからそれも当たり前のように操作してしまいます。彼らの聞く音楽はオーディオ製品より遥かに高音質です。これは紛れもない事実です。

ハイレゾ音源がインターネットで配信されるようになりました。これらはパソコンがなければ手に入りません。今後ディスク・メディアへの依存度は徐々に小さくなるものと思われます。パソコンがなければ音楽すら聞くことができない時代が来るかもしれません。

そうなったら、あなたはどうしますか?
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再びシステムご紹介

2012/01/24 23:07
ブログを始めてから5ヶ月目に入りました。PCオーディオを始めてから1年半経ちましたが、新しいMac miniになったことでシステムとして一先ずの完成を見ました。

ここで改めて2012年1月現在のシステムをご紹介します。

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パソコン
 Apple Mac Mini ( Mid 2011 MC816J/A 2.7GHz Dual-Core Intel
            Core i7 80GB Intel 320 Series SSD
            Memory 8GB)

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  ・BELDEN LANケーブル 1874A ⇒ インターネットに接続

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  ・Unibrain FireWire 800(IEEE 1394b)ケーブル 20cm
    ⇒ Fireface 800

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  ・Pro Cableオリジナル 非メッキメガネ電源ケーブル

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リッピング用ドライブ
 Logitec LDR-MA24FU2/WM

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  ・Unibrain FireWire 800(IEEE 1394b)ケーブル 40cm
    ⇒ 2big quadra(リッピング時)

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  ・Pro Cableオリジナル 非メッキメガネ電源ケーブル

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外付けHDD
 LaCie 2big quadra 容量2BT

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  ・Unibrain FireWire 800(IEEE 1394b)ケーブル 40cm
    ⇒ Fireface 800(再生時)
  ・Unibrain FireWire 800(IEEE 1394b)ケーブル 40cm
    ⇒ Mac Mini(リッピング時)

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  ・Pro Cableオリジナル 非メッキメガネ電源ケーブル

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オーディオインターフェイス
 RME Fireface 800

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  ・Neumann インターコネクトケーブル 両端TRSフォンプラグ
    ⇒ WZ3 14:4:2

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  ・Pro Cableオリジナル WATTGATEプラグ+A2Dシールド電源
   ケーブル

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マスタークロックジェネレーター
 MUTEC MC-3

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  ・BELDEN  同軸デジタルケーブル1506A 両端BNCプラグ
    ⇒ Fireface 800

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  ・Pro Cableオリジナル マリンコ医療用プラグ、K + B 社IEC
   コネクター(3ピン)+BELDENシールド電源ケーブル

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SACDプレーヤー
 Luxman D-06

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  ・Neumann インターコネクトケーブル XLRメスプラグ・TRS
   フォンプラグ ⇒ Z3 14:4:2

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  ・Pro Cableオリジナル マリンコ医療用プラグ、K + B 社IEC
   コネクター(3ピン)+BELDENシールド電源ケーブル

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ブルーレイディスクプレーヤー
 Marantz BD7004

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  ・アナログ音声:BELDEN インターコネクトケーブル8412 RCA
   プラグ・TSフォンプラグ ⇒ WZ3 14:4:2

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  ・デジタル音声:BELDEN 同軸デジタルケーブル1694A
    ⇒ Fireface800

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  ・映像:BELDEN HDMIケーブル HD2004 ⇒ AQUOS LC-42ES50

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  ・Pro Cableオリジナル 非メッキメガネ電源ケーブル

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アナログミキサー
 Allen&Heath WZ3 14:4:2

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  ・Neumann インターコネクトケーブル 両端XLRプラグ
    ⇒ D-45

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  ・Pro Cableオリジナル WATTGATEプラグ+A2Dシールド電源
   ケーブル

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パワーアンプ
 Crown D-45 × 2(バイアンプ)

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  ・Western Electric スピーカーケーブルWE14GA 4.5m ⇒ GS60

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スピーカー
 MONITOR AUDIO Gold Signature GS60

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  ・接続はバイ・ワイヤリング


テレビ
 SHARP AQUOS LC-42ES50

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  ・BELDEN 同軸デジタルケーブル82120 両端Fプラグ
    ⇒ アンテナ端子

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  ・Pro Cableオリジナル 非メッキメガネ電源ケーブル

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電源
 3芯式単相200V(ホット2極、アース1極)

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電源トランス
 スター電器 3000W ダウントランス(コンセント16個)

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  ・100Vあるいは115Vに変換して各機器に供給

新しいMac miniにしたこと、Audirvana PlusとBit Perfectを導入したことで、俄然音質が向上しました。
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iTunes以外のリッピングソフト

2012/01/15 19:00
CDの規格はサンプリングレート44.1kHz/ビットレート16bitです。

音楽制作の段階では、96kHz/24bitなどのCDを上回る規格で録音やその後の各種作業が行なわれるそうです。最終的に44.1kHz/16bitに落とし込まれCDとして製品化されます。CD以上の規格は、ハイレゾ(High Resolution)音源と呼ばれます。そもそもハイレゾとは高解像度の略で、主にモニターや画像の解像度が高いものをこう呼びます。それが転じて音の良し悪しを言う際にも使われるようになったものと思われます。

インターネットで音楽が配信されるようになって久しいですが、最近ではCDも真っ青な192kHz/24bitという音源が配信されるようになりました。凄い時代になったものです。まだまだタイトル数も少なく割高感もあるので、私としてはなかなか手を出す気にはなれません。

PCオーディオを始めてから1年半経ちましたが、音源は全てCDをリッピングしたものです。CDプレーヤーで再生するよりも、コンピュータ規格に変換して保存したものをソフトウェアで再生する方が良い音がするというのは周知の事実になりつつあります。そこに更にハイレゾ音源の配信が順調に普及するとなるとCDの存在意義が今後どうなるのか気になるところではあります。

リッピングソフトとしてまず思い浮かぶのはiTunesだと思います。
リッピングした後のファイルの管理も簡単で、再生までできる非常に重宝するソフトウェアです。

リッピングも光学ドライブや接続方式の違いで音質に違いが出るようだということがわかってきました。FireWire 800対応のDVDドライブを使い始めたことと外付けHDDをFireWire 800でパソコンと接続したことで、USB接続よりも良い音質でリッピングできるようになったと感じます。Mac miniにはFireWire 800ポートが一つしかありませんが、デイジーチェーンにすることで上手い具合に対応できました。

始めは、Mac miniの上にDVDドライブを直に重ねて20cmのFireWire 800ケーブルで接続し、DVDドライブと外付けHDDを40cmのFireWire 800ケーブルで接続してリッピングしてみました。ところがこれでは読み込み速度が極端に遅くなり、保存した音も歪んでしまいました。どうやらDVDドライブをデイジーチェーンの末端に持ってこないと駄目なようだということがわかり、Mac mini ⇒ 40cmのFireWire 800ケーブル ⇒ 外付けHDD ⇒ 40cmのFireWire 800ケーブル ⇒ DVDドライブの順としました。こうすることでDVDドライブをMac miniの上に重ねる必要がなくなりました。

これを機にDVDドライブの底面にゴム足を貼り付けることにしました。

パーツランド楽天市場店からゴム足を購入しました。

【TAKACHI】タカチB-P型ゴム足B-P1(BP1)

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価格:122円(税込、送料別)



サイズは直径15mm、高さ7mmほど。10個入りで122円です。

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DVDドライブの底面4箇所に貼り付けました。

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パソコンやプリンターの底面がどうも頼りないと思ったら、このようなゴム足を貼り付けるとしっかりと設置できます。振動対策にもなるのでよろしいと思います。

DVDドライブを1段上の棚に置くことにしました。

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最近、Audirvana PlusやBitPerfectを導入したので再生に関してはiTunesを卒業しました。そろそろリッピングもiTunesとは違うソフトを使ってみようかと思っていたところ、「Net Audio」という雑誌に、あるソフトが紹介されているのが目に留まりました。

X Lossless Decoder(XLD)というのがそれで、本来はロスレス(可逆)圧縮ファイルをデコード/変換/再生可能なMac OS X用のツールです。リッピングは様々な機能の内の一つで、これが非常に優れているということで注目を集めているそうです。しかもフリーウェア。これを使わない手はありません。

早速ダウンロードしてみました。
ダウンロード先のサイトは英語表記と日本語表記の2種類がありますが、開発者は日本人なのか否かはどうもよくわかりません。XLD自体は完全日本語対応になっているようです。

リッピングをする前に各種設定を行ないますが、項目は多義に亘っており下手に弄くるととんでもないことになってしまいそうです。

出力フォーマットは非圧縮のWAVを始め様々な形式に対応しています。

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使っているパソコンがMacということでAIFFにしました。

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出力先は外付けHDDのミュージックファイルに指定しました。「可能であれば変換後にファイルをiTunesに追加」にチェックを入れると、自動的にiTunesのライブラリに取り込まれるようになります。

バッチ処理の項目。

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CDDBの項目。CDのトラック情報を取得する先を指定できます。

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メタデータの項目。

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CD読み込みではリッピング時の細かい設定ができます。読み込みモード、つまりリッピングする際のソフトウェアを3種類の中から選択できます。

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エラー訂正能力が高いと言われるCDParanoiaを使うことにしました。

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CD書き込みの機能も備わっています。

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設定が終わったところで、1枚リッピングしてみました。

グレン・ミラー・オーケストラのベスト物です。



DVDドライブにCDを挿入すると、

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ガチャガチャという音とともにプリギャップ(曲間の無音部分)の検出が始まります。

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それが終わるとトラック情報の画面が現れます。

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「タグを編集」ボタンを押すとトラック情報画面が現れます。各トラックを個別に編集することができます。

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既にiTunesでリッピングしたファイルがあるので、それと区別するためにタグの編集でアルバムタイトルの後に「XLD」と入力しました。

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「読み込み」ボタンを押すと「進行状況」の画面が現れリッピングが始まります。

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20〜30倍速で軽快に読み込みます。ものによっては速度が遅くなり確実にリッピングしてくれます。

iTunesのライブラリに取り込まれました。iTunes上でタグ編集をすることもできます。

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iTunesではリッピング時にサンプルレート48kHz/16bitを選択できますが、XLDでは44.1kHzのままです。

プレイリストを2種類作っておけばいつでも聞き分けることができます。

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ちょっと面白いのが、iTunesでリッピングした1枚分のデータ容量は612.9MGなのに対して、XLDでは844.6MGとやや多くなりました。これは何を意味するのでしょうか?

それではリッピングしたものを聞き比べてみます。

1曲目の「Moonlight Serenade」をAudirvana Plusの192kHzのアップサンプリングで再生します。

一聴しただけでは大きな違いは感じられませんでした。
何度か聞き比べてみると、iTunesでリッピングしたものはややデッド。XLDでリッピングしたものは倍音成分が豊かになったのかやや響きが乗って煌びやかさが出る印象です。音楽として聞くにはこの方が耳当たりが良いかもしれません。

データ容量が多いのが影響しているのか音の濃厚さはXLDの方があります。トランペット、トロンボーン、クラリネットなどの各楽器の音は極めてリアル。ベースもモッタリ感がなく軽やかにリズムを刻みます。

音像定位は奥行き感を伴ってピタッと決まります。
左右の広がり感がまた素晴らしく、ビッグバンドならではのスケールの大きさが感じられます。

George Bensonの「Breezin’」もリッピングしてみました。



こちらも濃厚で音圧を感じます。ベースのゴリッとした感じが何とも言えません。
George Bensonのヴォーカルもゾクッと来ます。マイクに唾を飛ばしながら歌っているのが想像できるようなリアルさです。英語の発音が明瞭に聞こえるような気がします。

クラシック音楽もホールトーン豊かな印象です。CDプレーヤーで聞くような響きのしつこさはなく、自然な残響です。特に低音の質は素晴らしいものがあり、音楽に重量感と安定感をもたらします。ティンパニの音圧やコントラバスの力強さを見事に再現できていると思います。

音像定位、左右の広がり感も申し分ありません。全強奏時でも混濁することなく各楽器の音が聞き取れほどの解像度です。S/N比も高く、細かいフレーズが今までより聞き取れるようになりました。

操作も難しさがありませんし、音質もなかなかのものです。これならXLDに任せても良さそうだと感じました。

リッピングもiTunesを卒業かな?
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